【前篇】より続く。
人道屋形橋から
「本家」を鑑賞。
じっくりと見たいのはやはり、
RCタイドアーチ部分。
うーむ、
オシャレですな~。
遠目には、RCローゼみたいに見えるのだが、
ここを見ると、やはりローゼ橋とは違う。桁の厚みが、ローゼ橋より全然薄い。
そしてこの支承部。
タイドアーチ橋は、この支点部には「水平力」がかからない設計…なのだとか。
「タイドアーチ橋」と「ローゼ橋」について、補足的なことを書こうとして思いとどまった(笑)。まず自分自身がちゃんと理解してないので、自分のために…ってつもりだったが、収拾がつかなくなりそうで(笑)。
いやほんと、橋梁の形式について、わかったようでなかなかわからない。またその原理も読めば読むほど煙に巻かれるかのような奥深さを感じる。奥が深い…。
とりあえず、違いは理解した…つもり。独りで(笑)。
そして、残る七径間部分。
これ、ゲルバー桁に見えるのだが、継ぎ目が見えないので気のせいかもしれない。
人道屋形橋を渡り切って正対。
通常ならスルーずるとこだが、
いやしくも「本家」と同じ「屋形橋」を名乗っているからには、
それなりの処遇をせねばなるまい(←バカ)。
続いて「本家」に正対。
まことに、堂々たる橋。地域のランドマークにふさわしい。
右の親柱、
「やかたはし」。
そして左の親柱、
「架市川」。
河川名の前に「架」とつけるこのパターン、かなりレアだと思う。以前記事にしているコレなんかも兵庫県だったが、兵庫のご当地的特色か?他の県でもあったっけ?
ズーーーム。
イイ感じだな~。
視認はできないが、あの先、道のドンツキには、JR播但線の鶴居駅がある。ちなみに今更ながらこの道路は、兵庫県道214号鶴居停車場線という。
やっぱ、あれだな、
やっぱ一径間だけがアーチっていうのが、いいのかな。
いや~、
ステキですな。
堪能した。
最後も、
ふたつの屋形橋を対等に扱って、〆とする。
以上。