廃村・狂小屋とその奥探索記【19】(岐阜県揖斐郡揖斐川町櫨原) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【18】より続く。

 

 

 

 

三連廃橋を見届けて、これより帰投作戦へと移行。

時刻は10時8分。タキマタ谷出合出発から56分後、狂小屋出発から1時間17分後、廃道に入ってから2時間26分後、進軍開始からは3時間44分後。

 

やってみて思えば、ホハレ峠を越えての門入~戸入アタックよりは全然ハードルが低い。やはりほぼ全行程が車道仕様、かつ山越えがないというのは大きい。案ずるよりナントカの好例だった。

 

 

ただ、当然ながらこっから同じだけ歩いて戻らないとイカンわけで。気の緩みはご法度だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょうどここでデジカメのバッテリーが終わり、予備のバッテリーに交換した。

ちなみにここまでで、432枚の写真を撮ってたようだ。まあまあ撮るほうだとは思うが、人様よりも突出して多いのかどうかはわからない。

 

 

 

 

 

 

10時15分、驚きのイベントが発生した。また、人に出会ったのである。

 

山に慣れてそうな雰囲気ながらも、荷物を持っていないミスター。挨拶を交わし、どこまで行くのか聞いてみると、「この谷に入るのは初めてだから、どこまでかはわからんな~」という返事。荷物を持っていないところを見ると、そう深入りする感じでもなく。

 

 

そして本当に驚きだったのは、別れ際にミスターが放った言葉。

 

 

 

 

「この後から、バイクが2台来るで」。

 

 

 

ヘイヘ~イ、ちょ待てよミスター。

バイクって言いなさったかアンタ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

とか振り返ってる間に、確かに聞こえてるわ、まぎれもないあの音が。

 

いやいやイヤイヤ。

 

 

 

いやいやイヤイヤ!!

 

しかも2台目、オフ車でもなんでもない、ただのスクーター!?アホや、アホすぎるこの人ら(賛辞です)

 

 

 

しばしアホどもに(賛辞です)見とれて、おくちポカーンで見送った。最初のミスターは、バイクに先行して道を作ってるようだった。どこまで逝ったんだろう、あの人ら?

 

 

いやそれよりも、どーーやってここまでバイクで!?あの三途の川を渡ってきたとでも!?

(答えは、後日・笑)

 

 

いやまあなんとも、豪快な人たちがいたもんだ。

 

 

 

 

 

 

 

驚いたら、めっきり腹が減ってきた(笑)。

狂小屋まで戻ってから、とも考えていたが、もういいや(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

つうわけで、ここの河原で

お食事~。

 

朝飯も食べてなかったし、ガツガツと貪り食った(笑)。ご存じの通り?わたくしが食事や休憩の写真を載っけるときは、それなりに充実した探索だったということなんですね~。

 

 

 

食事休憩時間は、たかだか10分強くらいだったか。別にさほど疲れてなかったのでそれでOKだった。帰投作戦、再開。

 

 

 

 

 

 

 

改めてニヤける、バイクの轍。

いや~、ほんと、よくやる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10時34分。

タキマタ谷出合が見えてきた~。

 

 

 

 

 

 

 

もちろんここで、

日干ししていたシャツを回収。

 

先ほどのミスターたちもこれには気づいたと思うが、見てどう思っただろうか。誰かの忘れ物だと思ったかな?

 

 

 

 

 

 

さて、【次回】は…構成上【13】でいったんスルーしたやつをね。