雲井橋 (兵庫県西宮市霞町~相生町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2012年5月5日。この日は兵庫県西宮市の越木岩神社というところに嫁さんと行った(なんでかは忘れた・笑)のだが、ついでにぜひ寄りたい橋があった。

 

…という書き出しで記事にしたのがこほろぎ橋だったが、今宵のネタはそれに続いて訪れた橋。この橋も、大学時代に散々目にしていたもので、20年以上ぶりの訪問だった。

 

 

 

タメなく、ドン。

うわ~懐かしいな~!場所はコチラ

 

懐かしいけど、右に見える歩行者橋は昔はなく、1995年に架設されたようだ。阪神淡路大震災後の復旧でできたのかな。

 

 

 

 

 

地図でわかるとおり、この橋、

阪急神戸本線を跨ぐ跨線橋である。

 

 

 

 

 

 

お名前は、

雲井橋。

 

 

 

 

 

向って左の親柱では

くもゐばし。

 

 

 

 

 

とりあえず、お誕生日は不明なのだが、

この常夜燈的な親柱、いいよね~。

 

 

 

 

 

 

渡って北側より。

西宮市橋梁点検結果によると、この橋の架設年度は1935年とあった。てことは昭和10年か。この低い欄干にも納得だ。

 

それが現代の基準には合わなかったんだろう、2016年ごろには欄干が改修されて、味気ない金属欄干に更新されてしまっているようだ。その前に記録できて良かったな。

 

 

 

 

 

最後に、後付けの歩行者橋より。

1935年架設というデータにふさわしい石積み橋台が素晴らしい。

 

それともうひとつ見逃せないのは…わかりますかね?

 

 

 

 

ちょっと拡大してみますぞ。

どうやらこの橋、古レールによる方杖橋(…と言い切っていいのかわからんが)であるようだ。これはさすがにこの趣味の目で見ないと気付かなかった点ですな~。

 

 

つうわけで、懐かしい既知の物件でも再発見というのはあるものだ。という話(笑)。

 

 

 

以上。