京都市内の古い住所看板【4】 | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

今宵は古い住所看板ネタ。

 

 

この手の看板では仁丹が一大勢力なので分けてカウントしているが、仁丹以外の住所看板では、前回の「パンの中京堂」なんかもそうだが多彩なスポンサー表記が楽しい。今回はまだこの一件しか見つけていないやつをご紹介。

 

 

それがコチラ。

宮川町の歌舞練場にほど近いところで見つけた。

 

 

 

 

提供は

肉の大橋亭。

 

ちなみにこのお店、看板通りの松原大和大路で現在も盛業中。明治27年創業の老舗である。

 

 

この看板、いつごろのものかわからないが、文字の判読も完璧にできるし、赤文字の色合いもしっかり残っていて、かなり状態がいい。路地入口に掲げられていて直接の雨ざらしでないことが大きいのかも。

 

下京区から分区して東山区が誕生したのは昭和4年だが、さすがにそこまでは古くないかと。どう見ても戦後のものだとは思うが。電話番号表記が年代特定のポイントかもしれないな。市内局番が2ケタというのはいつごろまでだったのか…。はい、お察しの通り調べておりません(爆)。

 

 

ちなみに現在の大橋亭の電話番号を調べてみたが、この番号は引き継いでないようだった。

 

 

 

以上。