兵田川橋梁 (東海道本線 石山~膳所) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

我がホーム・滋賀県内にいくつかあるねじりまんぽ物件、その一つをご紹介。

 

 

初訪問は2009年9月23日。膳所駅から石山駅まで、駅間徒歩探索の途中だった。ほぼほぼジャスト11年前か~。

 

 

 

もはや記憶も定かでないが、たぶんここがねじり物件だと知った状態で訪ねたんだったと思う。

 

でなきゃ、

当時のわたくしがわざわざここを降りることはなかっただろう(笑)。

 

現在位置はコチラ

 

 

 

 

 

完全に余談だが上の写真右側、東海道本線西側の一角は、当時

このようにのどか~な場所だった。

 

宅地の中にわずかに残された、古き良き「里の景」が大好きだったのだが、近年きれいさっぱり宅地化されてしまった。悲しい~。

 

 

 

 

当日は、このように

彼岸花が咲き誇る場所もあったなあ…。

 

そう、宅地化されてしまったせいで、最初の写真の場所も、川に降りるにはちょっとハードルが上がってしまったぞ。

 

 

 

 

さて、降りる際に間近で目にすることになるプレートには

「兵田川橋りょう」と。

 

「中心キロ程」に注目。さよう、ここから石山駅方に向かって357mの位置にあるのがこれ。ここもこの日に撮影したものだ。

 

で、「しゅん功」は下り線が昭和42年12月、上り線が明治22年。上り線側が開業時のオリジナルが今も使われているということ。

 

 

 

 

 

さて、降りてみるとうまい具合にキャットウォーク的なスペースがあった。

 

そこを伝って、

オリジナルの上り線側まで辿りつけた。

 

わかりにくいが、アーチ環巻厚は煉瓦四層。当然ながら斜めになっている。

 

 

 

 

いや~、

やっぱりイイね!

 

きれいな仕上げとは言えないが、ねじりの造形美には惚れ惚れさせられる。ここ、斜角はけっこうきつい方だと思う。

 

 

ビジネスシューズなんで(笑)これ以上はイケない。残念ながら撤収。

 

 

 

 

線路をくぐってまわり込んできた上り線側(線路東側)。

植生がワッサ~と生い茂り、仕様がわからない。

 

 

 

 

 

至近で上から見ると、

坑口(橋梁だからホントは違うが)が斜めっているのがよくわかる。

 

 

 

 

 

 

ここ兵田川橋梁には、2011年5月22日の「春の煉瓦祭り」(笑)の際に再訪している。

ノンフラッシュヴァージョンも悪くない。

 

 

 

 

 

でもやっぱ記録するには

フラッシュ焚かないと。

 

バカなことにこの日もスニーカーしか持ってなく、悔しい思いをした。なので、この次の物件で早くもじゃぶじゃぶと水に入ったりましたわ(爆)。

 

 

写真が不完全なので本来は再訪して撮り直さないとだが、放置して久しい。これも近場の甘えか…。

 

 

 

 

以上。