城乃峰隧道 (高知県土佐清水市三崎) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 

2013年7月14日、2泊3日の家族旅行で行った四国、その2日目。この日のネタで記事にしているのは、鳥越隧道田丸橋。今宵ご紹介するのは、この日最初の「寄り道」。いや、嫁さん同伴ですから…(笑)。

 

 

 

いきなり、ドン。

地味やけど、イイっすな~。場所コチラ

 

アプローチは東から。地図を拡大していただくとわかるが、200mほど東方の国道沿いには道の駅があり、奥様にはそこで休憩していただいてのダッシュ訪問である(笑)。

 

どんな隧道なのかまったく予備知識なしで来てみたのだが、なかなか雰囲気ある隧道じゃないの。

 

 

 

 

 

目を引いたのは、隧道前の両側側壁。

 

これ…

 

ういう状態!?

 

特に右側、崩れた?擁壁の下にはもう一枚のつるんとしたコンクリ擁壁が現われてるんだが。ナニコレ?

 

 

 

 

 

小ぶりな隧道だがちゃんと扁額があって、そのお名前は

右書きで「城乃峰隧道」。そして左右に刻まれた「昭和十年三月竣功」。思ったよりも古い隧道だった。

 

でも扁額、ポータルともそこまで古くは見えない。もしかしたらオリジナルではなく後年の後付けかもしれないな。

 

 

 

 

 

洞内は

素掘りのモルタル覆工。

 

「平成16年度全国道路施設現況調査」によるスペックは、延長49m、幅員3.0m、有効高2.4mだそう。延長以外はいまいち納得感がないけども(笑)。

 

 

 

 

 

こちら、西側ポータル。

なんてことない隧道なんだが、同好の士なら伝わるかな~この…なんつうの?「好ましい」って表現がしっくりくるのかな?

 

単に「道の駅から至近の小さい隧道表記」を見つけて寄ってみただけにしては、アタリだったと思う、なかなか。

 

 

 

 

 

 

 

なんだかんだで、探索時間は10分。

早く奥様のもとに戻らねば(笑)。

 

 

 

以上。