2018年4月29日。
某所探索前の朝練としてやってきたのが、
拙ブログ界隈ではご存じの方も多かろうコチラ。
この日の1ヶ月前、2018年3月30日に敢行した、草野川第一発電所関連遺構探索。この第一次探索でターゲットであった水路隧道と水路橋(跡)は確認することができた。しかしながら、導水路をさかのぼっての探索は行わなかった。その「宿題」をやっつけようとというのが今回の主題である。
つうことで、
まずは前回の引き返し地点である水路橋跡を目指す。しばし写真のみで。
はい~。
このコンクリ橋までやってまいりました。場所はここらへん。
こっからは当日の実際の動きとは異なるのだが、記事のお題通りに遺構探索部分を集中して連載していく。それ以外の部分はまた別途にて。
この橋から、少しばかり谷を遡上すると、
水路隧道坑口を望む、水路橋跡地へ。1ヶ月違いでもけっこう見にくくなるもんだなあ。
こっから進める前に、前回の連載を…いや、とりあえず【7】だけでも見といていただくと多少わかりやすいかと。
この回の途中、
導水路跡をちょっとだけ辿って引き返してるのだが、
その続きを
今から探索していこうと。
ちなみに、目前に裂け目が見えてる導水路、内部写真がコチラ。
陶管である。
2枚上の写真で遠くに見えている関電杭が
これ。
これを軸にしての振り返り。
写真奥が水路橋跡、隧道方向になる。
向き直って、未踏となるこの先の探索を開始。
関電杭は、発電所関連用地を識別する重要な手掛かりなんだが、
これが確認できた最後の杭だった。
で、その先で導水路の平場は…
先ほどまでの林道の上に出てきた。
しばし辿ると…
にわかにヤバい雰囲気に…。
アカーン。
これ以上は辿れない。
導水路と林道の勾配差を考えれば、そう遠くないこの先で同じ高さになるはず。
ならば一旦林道へエスケープして、
その「ゼロ地点」を探してみよう。
【2】に続く。