今回は、多分に自己満足要素を含んでおります(笑)。
前回記事にした、ピカさんに教えていただいて捕獲した「元会所町」の仁丹看板。この日の探索では、これを含めて4件の仁丹看板を確認できた。これまでわたくしが滋賀県内で確認していた仁丹看板は「膳所網町」だけだったので、これで計5件が確認できたことになる。
これを受けて、わたくし改めて滋賀県内で発見された仁丹住所看板がいくつあるのかを調べてみた。ネット上で見つけられた先人たちの成果を総合すると、結果はおそらく以下のとおり(順不同)。
上京町 (確認済み)
山中町(A)
山中町(B)
南滋賀町
膳所大津町
膳所網町 (確認済み)
膳所●町
船頭町
東上栄町
元会所町 (確認済み)
神出小関町
柳町
雄琴千野町
上馬場町 (確認済み)
田上石居町
田上森町
田上稲津町
東浦垣内町
大石曽束町
計19件。こんなにあんのか!
「おそらく」と書いたのは、もしかして単一と思っているものの中に、「山中町」のように複数あるケースが含まれるかもしれないため。これらの中には10年以上前の記録が含まれているため、すべてが現存しているかどうかは定かでない。また今のところ、発見はすべて大津市内にとどまっている。
で、お気づきになっただろうか。わたくしの現在の成果は5件と書いたが、上のリストで「確認済み」としたのは4件のみ。
ということは?
そうなのだ、わたくし新発見しちゃったのだ。
2019年6月28日、「元会所町」発見よりも前のことである。さっそく見せびらかそう(笑)。
「新栄町」。ヤッターー!!
さらにさらに。
滋賀の仁丹看板では、仁丹ロゴの下に書かれたフレーズのヴァリエーションが楽しみ。既発記事では、膳所網町は「日常保健に」、元会所町は「仁丹歯磨」、それ以外ではこれまでに「執務勉強に」、「旅行運動に」、「救急護身薬」の5パターンが確認されていたのだが、新たにこの「訪問接客に」が加わった。つまり、これまた新発見だった。めっちゃ嬉しい~!
不思議なのは、なぜ先人たちがここを見つけていないのかということ。そんなにものすごく複雑な所でもないのに。
ひとつ思い当たるのは、発見場所が行き止まりの路地の途中だから、ということ。
おそらくこういうところはないものという先入観があって立ち入らないことも多いのではないかと。…知らんけど(笑)。
ちなみに上の写真は、路地の突き当り付近からの振り返り。確かに入りこみやすい雰囲気ではなかったけどね(笑)。
つうわけで、この「新栄町」が加わって、滋賀の仁丹看板は20件に。これはもしかして、まだあるかもね。そんな夢を見たくなる新発見だった。地元・滋賀の仁丹看板探索、折を見て引き続き推進して参る所存である。