【5】より続く。
所要時間およそ8分、
仮設橋~作業道~大野谷三号橋とまわって、ダホンちゃんのもとに帰ってきた。
一応、親柱は抑えとこう。
「おのだにさんごうはし」。
「平成元年12月」。ここまでの三本の橋は、すべてこの表記だった。
さて、
四号橋と三号橋、二本の大きな橋が連続する谷越えパートを堪能したが、道はまだ終わったわけではない。
でも、確かこの先、もうそう遠くまでは続いていないはず。まずはその端点を確認だ。
谷底を見下ろせば、
植林された杉木立とコンクリ擁壁の間を下っていく直線的な道。
あれが、端点を確認した後に辿ろうとしている、既存の大野谷林道との連絡道だ。待っておれ。
大野谷三号橋からは、
短いストレートと、
右ターン、そして左ターン…
あっ…。
進軍開始から1時間と5分、時刻は13時24分。
三号橋からわずか3分。初めての土砂崩れかとも見えたその場所が、
「京都市道小出石大布施線」終点区間着工部分の端点だった。
素人目には、何とも中途半端な場所。ここが工区界のひとつだったんだろうか?ここからだと、小野谷峠ももう目前。それを超えればほどなく大見に至る。
久々に地図を出しておこう。現在地コチラ。
ここで道が途切れているということは、この先に計画されていたであろう「大野谷二号橋」「大野谷一号橋」は、ほぼ間違いなく幻のままで終わる、ってことになる。着工はしていなかったはずやし。
いつかこの先、大見までも歩いてみたいなあ。
車二台で行って、一台を大見にデポすれば効率いいんだが…。
しかし…いつもながら、
未成道のブッタギレ点というのは、悲哀をそそるなあ…。
ダホンちゃんも、物憂げだ…。(妄想
さて、無事に着工部分の端点を確認した。
これより、この未成道建設が始まる前から存在した、そして未成道ともども通常は立●●止となっている大野谷林道探索へと移行する。記事タイトルでいうところの「その周辺」だ(笑)。
のだが、その前にわたくし、やりたいことがあった。
…想像つかれてるかもしれんが(笑)。
それはですね、
お昼ごはん(笑)。
旧道・廃道・未成道の探索でたま~にやる、メシの自撮り。昔から見ていただいてる方、いくつかの記事を思い出していただけるだろうか?
これ、探索中のどっかでメシを食う前提で買ってきてるのだ。予告篇では口をつけてないおにぎりだったが、ここでは汚い食いかけで失礼(笑)。
ここねぇ、
なかなか落ち着くポジションでしたぞ(笑)。
今改めて見ると、親柱に持たれるようにしたら、さらに快適だったかもしれない。でもこの時は橋を見ながら食べたかったので(笑)。
10分少々の食事休憩だったが、美味しく楽しくいただきました~。
食事場所から見下ろす、
今から辿ることになる作業道。待っておれ(二回目)。
そうそう、関係ないけど、お食事場所の背後にあったこの木。
根っここそ道路敷きに生えてるけど、ググググ!っとガードレール外に生長してる(笑)。「ど根性なんたら」みたいっすな(笑)。
つうわけで、また作業道のヘアピンを降りまして~、
次回【7】はここから。