【4】より続く。
大野谷4号橋を堪能した後、連続する次の橋へ…
なんだけども、ちょっと考えた結果、
今度は、まずコチラ。
えらい角度で下へと向かう仮設橋へと。
正面を斜めに横切る平場が見えるだろうか。要は、ここを降りて行っても、また対岸で現道…じゃないな、元の道に復帰することができそうなので、先にこっちへ行ってみようと思ったのだった。
そうそう、前回はそれが分かる写真を入れ忘れたんだけども、
大野谷4号橋も(たぶん)3号橋も、こんなに高い橋なのだった。
大規模な土木工事で地形を軽々と克服する…これはまさに近代的思想で開削された道路。こんなに立派な橋が、30年以上も放置されてるなんて…。
まあ趣味者として楽しませていただいている立場上、税金の無駄遣いとか、ステレオタイプなことは言わないが。
渡って…いやさ、降りてから~の振り返り。
わずか数十mでの、この高低差よ(笑)。
で、降りてきたここは、すでに見えていたとおり、丁字となっていた。
まず、突き当り右方面。
気になる謎の張り出しスペースをかすめて、谷底方面に降りて行く道がある。前回書いたとおり、どうやらこれが谷底にある既存の大野谷林道へと至る道だと思われた。
そしてその反対側、突き当り左方面は、
少し登ってヘアピン状に折り返していくようだ。ここはまずコチラへ。
そのヘアピンはすぐに登場。
素敵やね~。
まあ残念ながら古道なんかじゃ全然なく、単なる作業道だと思われるが。ちなみにこのヘアピン、超タイトに見えるが実は背後は大きく広がっていて、ダンプ程度の大型車なら余裕でクリアできるサイズ。まあ作業道やから、当然。
折り返した道は、グイグイ登りながら
(たぶん)3号橋のたもとへと。
ここで谷底を見下ろすと、得られる景がこれ。
なかなかないぞ、このダイナミックな橋の絡み。
こうして俯瞰すると、多少無理くりな線形を作業道に強いてでも、仮設橋を可能な限り短く済まようという意図が感じられた。なかなかに面白い。
そして~、
現道…じゃなくて元の道に戻ってきた。
復帰しましてから~の~、
振り返り。
ここらあたり、今日イチで幅員が広い。それがかえって未成道の空虚さを強調している感があった。
ここまでの三本では最大となる、このカーブした橋。
そのお名前は、やっぱり…?
大野谷三号橋。うん、でしょうね(笑)。
五、四、三と順調にカウントダウンしてる。
こっちは…
あーもういいや(笑)。さすがに同じツッコミを三度は(笑)。
空虚すぎる橋上。
やはりこの大野谷三号橋が、この終点区間着工部分でのハイライト、ということになるだろう。
橋上から望む、谷の上流方向。
欄干で隠れてはいるが、作業道のヘアピンがチラ見えしている。
対して、下流側。
これまでちゃんと触れてこなかったけど、こんな高いトコを跨いでるのだった。
橋長としては、70mほどはあったのかなあ。
置きっぱにしてたダホンちゃんが見えてきた。
ヘンなとこで恐縮だが(笑)、【6】に続く。