中断申し訳ありませんでした。再開いたします~。
【3】より続く。
美しいS字カーブの先に待っていたのは、
茫洋たる未成感漂う、デカイ橋!
先ほど登場した大野谷五号橋に比べても、格段にデカイ。
写真のちょうど中央、親柱手前のコンクリートに見つけたのが、
さっきも見つけたこのプレート。「起点 A100」。
先ほどのには「起点 A115」とあったので、あそこから1.5km起点方向に進んできたってことか。うむ、腑に落ちる数字ではあった。
で、もうすでにお気づきだとは思うが、橋の横には
工事用仮設橋が架かったまま。
本来は橋が完成すれば撤去されるものがこうして残っているということ、それ自体が、ここが未成道だという事実を端的に物語っていた。
さて、橋のお名前は…きっとアレだろうと予想しながら見てみると、
当たり(笑)。「おのたによんごうはし」。
どうやら「例の間違い」コミで法則が続いているよう。残念ですッ!
お誕生日は
「平成元年12月」。これは5号橋と同じだった。
で、橋を渡ってゆくと、見えてくる。
先に続く、新たなる橋が。
まあ実は、ここまではあえて触れなかったけど、当初から肉眼では見えてたんやけどね。
あちらの仮設橋はもうなくなってるみたいやな…と思いきや!?
なんと、橋の脇を谷底に向かってる!
ああ、あれが例のヤツか、と思った。【1】でチラッと書いたのだが、大野谷川に沿った谷底をゆく既存の大野谷林道とこの未成道とをつなぐルートが、地図上で明確に見て取れていたから、きっとそれかと。
当然あそこにも行くが、まずは
大野谷4号橋を渡りきって振り返り。
どうやら、一度もセンターラインは引かれないままだったようだ。あったとしても、一応車線は守っているぞ(笑)。
左の親柱には、
漢字のお名前。やはり「おのたに」のくせに、漢字では「大野谷」。
で、右側の親柱。
だ~か~ら~、「大野谷川」やって!もう~。
ダメなとこ出てるな、行政の…(知らんけど
さて~。
当然、工事用仮設橋も渡るでしょう~。
こちらは、未成感というよりは廃感が強いな。悪くない。
うーむ、まさに
ザッツ・仮設橋!って感じ。
そこからの振り返りが、お気に入り。これ、
未成道好き、廃好き、そして道路好きにはグッとくる光景かと思うんだが、いかが?
並行する大野谷4号橋を完成させるために組まれた橋。
だがその橋は、誰に完成を祝われることもなく。
役目を終えた仮設橋も、その任を解いてももらえず、ひっそりと山中にて在り続けている…世の中のほとんどの人にも知られることなく、ずっと。
感情移入しすぎ?いや、そのほうが楽しいからいいんだよ(笑)。
うーーーん。
シミルなあぁ~…。
このAバリとか、
出汁が出きった昆布状態ですやん…(笑)。
さてさて~。
次、行ってみよ~う。
【5】に続く。