「京都市道小出石大布施線」終点区間着工部分とその周辺【3】 (京都市左京区花脊大布施町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【2】より続く。

 

 

 

時刻は12時43分、進軍開始より24分。

突然に舗装路は終わりを告げた。

何となく先入観で末端部まで舗装されてると思い込んでいたので、これにはちょっと驚いた。これは…名実ともに未成道だ。おかしな言い方やけど(笑)。

 

 

 

 

上の写真では見えないが、あのゆるい右カーブの先には

初めて登場する、現役感あふれる作業小屋?物資小屋?が。

 

完全に使われてるっぽい。この道…本来の目的からすれば未成道ではあるが、使われてるな?

 

 

 

そんなことを考えながら、視線の先には「さらなる何か」を捉えていた。

 

 

 

 

 

小屋の先の、ちょっとしたピーク。そこで開けた視界に映ったのは、

 

この景。

いろいろな情報が飛び込んできた。

まず、いかにも未成臭漂う道が谷を巻いてえげつない勾配で登っていく、そのダイナミックさがガツンときた。行く手には、(すでに目視で捉えていたとおり)新たなる作業小屋がある。そしてもうひとつ。

 

気づかれた方はおられるか?

 

 

上空のこれ。

索道、ですな。ちょうどわかりやすいとこに搬器が。

 

 

 

 

 

 

目前にある、この

完全に現役の作業小屋と考え合わせると、この道は山仕事に従事する人たちによって、けっこうしっかり使われてるっぽい、そんな感じがした。

 

 

かといって、マジでそれを体感することになるとは…(笑)。まあ、それはまただいぶ後のお話。

 

 

 

 

雄大なカーブの頂点にて。

振り返る、今来た道と、

 

 

 

見上げる勾配の

この先の道。

 

さりげなく舗装が復活してるのが見える。ここは、全線中でも印象的なシーンチェンジの場所だった。

 

 

 

 

えげつない勾配が緩んだところで、また短いダート区間。

ここなんかは、現役の林道っぽく見えるな。

 

 

 

 

 

この正面奥の左カーブ手前で路外に見つけたのが、

ちょっとわかりにくいか~?先ほどの索道の端点があった。

 

 

 

 

 

で、その左カーブを回りこんで立ち上がるところに見つけたのが、

これまた現役感あるアルミ梯子。ここってマジで…かなり人、入ってる?

 

 

 

 

一部割愛するが、その後も登場する「人の痕跡」。

アスファルトに付いた轍も、めっちゃ古そうにも見えない。

 

 

 

 

 

そして、上の写真の100mほど先で登場した、

初めての「アレ」。

 

 

 

 

それは…

みんな大好き、ヘアピン・カーブ!

ダホンちゃんを置いて、思わず記念撮影。イイね~、萌えるわこの線形。

 

 

 

 

ヘアピン立ち上がりあたりで、思い出した。

この先に待っているものを。

 

もちろんここへ来るのは初めてだが、文字情報としては得て(しまって)いた。そしてそいつは、そろそろ現れてもいい頃合いじゃないのだろうか…?

 

 

 

 

 

こんな美しいS字カーブがあって、

その先に…

 

 

 

 

 

…あっ。キタ…?キタ!?

 

 

 

【4】に続く。