【6】より続く。
時刻は11時32分。父ヶ谷アタック、これよりようやく核心部分へ。
「運命の橋」を渡り、隧道を目指す一行。写真がぼやけているのは効果を狙って…ということにしといてください(爆)。
ここで、前回最後に出した地図に追記したものを。要するに、
こういう感じ。
ここで初めて目的の隧道位置を明らかにしたのは、これまでとここからの距離感・位置関係をわかりやすくするため。
…まだ遠いよ…。
渡って振り返り。
重要ポイントながら名称不明なこの橋だが、法則があるとすれば「北谷第2号橋」だろうか。あるいはベタに「南谷橋」か。
すぐに見つけたのは、こんな看板。
「天然更新展示林」。
いや~、またしても未知のテクニカル・ターム登場ですよ。ウィキ先生にお伺いしてみたらば…
「天然更新とは、森林の伐採後において、植栽を行わず、自然に落下した種子から樹木を育成させることで再生を図る方法。地域の気候や風土に適した樹種を再生させることが可能である。」
(Wikipediaより引用)
はっはあ~。なるほど。で、展示林は?
「模範的な施業を行った林分等のうち、長期的に存置し、国民各層への森林施業についての広報等に利用することが適当な林分を展示林に設定しています。」
(林野庁・東北森林管理局HPより引用)
いや~、勉強になりますねい。
こんなとこまでも、
カーブミラーが生存。
ここまで歩いてきて、もはやここに車が通っていたことがイメージしづらい。
あの魔境・白倉林道に比べると、こと路盤状態においてはここ父ヶ谷~北谷林道のほうがかなりマシ。加えて、隧道や橋がこれでもかとばかりに現れた彼の地に対して、そういうイベントの少ないこの地。良くも悪くも、「道を道として愛でる余裕」があった。
つまり…写真を撮りまくった(笑)。
なかなか選べないんで、あまり代わり映えしない写真をたくさん貼ってる気もするけど、ご容赦を。これでもけっこう割愛してんのよ(笑)。
それに、疲れてきてはいても、長年訪問を願ってきた隧道へ着々と近づいているこの時、やはり高揚感は大きかった。
11時46分。
前方になにやら人工物が。なんだろう?
林野庁の看板はともかく、
小屋に設置されてる看板が重要。
すなわち、
「父ヶ谷雨量観測所」。
国内屈指の年間雨量で鳴らす大台エリア。この観測所は、非常に重要な施設だ。注意事項でクギをさされるまでもなく、壊すなぞもってのほか。
ちょっと畏怖の目で見てしまったよ。
観測所前にも、カーブミラー。
「エンジンブレーキ」。これエエわ~。
かつてこの道を、木材を満載したトラックが通ったのだ、エンブレ効かせて、千尋の谷ギリギリを。
そしてこの場所から、また見えた。
もちろんアレが。
くぅ~まだまだ遠い~(泣笑)。
さて、重要施設である雨量観測所を後に、進軍再開。だがここからの展開は、ある意味お約束。
この実質的廃道において、まがりなりにも道を生かしていたのは、重要な施設の存在。すなわち雨量観測所。それを過ぎれば…
路盤状況は悪化。
長かったステージ2が終了したようだ。
これまで多少の崩れはありつつも、路盤が抜けたままになっているような箇所はなかったはず。これは予断を許さない展開になってきた…。
とはいえ、しばらくは
「ステージ2」のままの道が続く。だが…何かが変わった。こんな日向のパートでは感じ取れないけど。
右側、路外を見下ろせば、
かつて歩いてきた道が。ここをまた帰るのよね…(笑)。
ちなみに見下ろす谷は、依然として南谷だ。北谷林道と言いつつ、この先の目指す隧道をもって、ようやく北谷へと至る。
時刻は12時ジャスト。
隧道にはまだ迫っていないが、ここ、ある意味最終コーナーだった。
父ヶ谷アタック、いよいよ佳境へ。
【8】へ続く。



















