平野橋 (大阪市中央区内平野町~平野町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2015年1月2日、大阪市内は東横堀川の橋梁群を訪ねた時のネタ。新年の挨拶で嫁さんの実家に行く前だっけか。つうか、この日のネタをひとつもやってなかったとは…。
 
 
この日の5橋め
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東側より正対。頭上を横切るのは、阪神高速1号環状線。
 
 
この時点で匂いを感じたなら、アンタなかなかの人だね(笑)。
 
 
 
お名前は、
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平野橋。
 
 
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橋上から望む、東横堀川下流方面。
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この後に訪ねる橋が、もう見えてますな。
 
 
 
 
さて、この橋、下の歩道に橋上から降りられるようになっているのだが、
 
そのステップからサイドを見ると…
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こうなっておりま~す。
 
大阪市のHPによると、現在の平野橋は昭和10年の建造だそう。
 
余談だが、「水都」を自任する大阪市だけあって、HPではけっこう橋梁情報が充実している。土木学会の関西支部も、「浪速の名橋50選」なるセレクションを発表してたりする(ちなみに、以前記事にした奇橋、雪鯨橋も選出されている)。
 
また、学会本体からも、近代土木遺産Bランクに選定されてもいる。
 
 
 
型式は、
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上路逆ランガーのバランスドアーチ。
 
先述の大阪市HPによると、ウソかまことか、世界で初めて逆ランガー型式が採用された橋「であるといわれた」とのこと。マジか?
 
 
 
 
同じ場所から、西側の橋のたもと。
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バランスドアーチならではの眺め。
 
 
 
 
で、下の歩道から。
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都市部の橋は、こういうアングルで見られるところも多いのが嬉しい。
 
 
 
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上流側からのサイドビュー。
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市役所のサイトでも、ここからの写真が使われていた。
 
 
 
 
鋼桁に取り付けられた橋名板。
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この川はクルーズ船も通るので、このように側面にも取り付けられているわけですな。
 
にしても、なかなか味わいのある字体ですなあ…。
 
 
 
最後に、西側より。
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やっぱり、「橋は下から」。これ間違いない。
 
 
 
以上、完結。