【2】より続く。
現場ではよくわからなかったけど、今こうしてみると確信できる。
この護岸は、やはり確固たる技術によって積まれていた。そして石桁?も、周到な計算のもとに組み込まれていた、と。
確かに、天然の岩場を石積みの基部として巧みに利用しているのが見て取れる。いや、凄いなコレは。
そして冒頭から最大の要チェックポイントだったあそこ。
アレを見たい見たい見たい!!
さっそく間近へ向かう前に、足元を見てみると、
明らかに人為的に開けられた、四角い穴。何かを立てるための支柱があったのか?
さらにコレ。
ゴミが詰まってわかりにくいが、コレも人為的な穴。こっちは円形だ。
そして河中の崩落ガードレール。
まるでダムに沈んだ旧道みたい。
滑りやすい水際カツカツを注意して進む。
たどり着いたが、まず振り返り。
中央に先ほどの穴。そして、見れば見るほど見事な、石桁の土台。
そして、いよいよご対面。
逢いたかったぜ!!
いや、こりゃ見事だ。
左側の受けの石桁、亀裂が入ってるな(汗)
窓のように開口した部分の奥には、当然石積みが。
下部の、全てを支える石桁。
下から確認すると、奥にもう一本、桁が存在した。
実に見事に、岩の上に石垣を築いている。こういう石桁を用いての石積みというのは、自分の経験値では見たことない。
そしてそして~。
あえてスルーしてきたけど。
皆様気づいてましたよね~?