滋賀県道16号大津信楽線・上田上牧の旧道遺跡 【2】 | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

【1】より続く。
 
 
 
 
護岸の名残の上に立ち、行く手を眺めてみる。この時点でみっつのポイントを発見。283ed52b.jpg
 
 
青丸はわかりにくいが、肉眼ではけっこうしっかり見えていた。
 
 
 
 
 
 
そして一番遠くの赤丸。ちょっとズームしてみると…。
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うおお~…アレは…
 
 
 
 
…まずは、黄色からチェックしよう。明らかに険しくなってるし、慎重に行かねばな…。
 
 
 
 
 
 
さあさあ、コレですよ。ちなみに画像最上部が、崩落前の路面。
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コレは3月に路面から見下ろした際にもよく見えていて、非常に気になったポイントのひとつ。間近で見ると、謎すぎる…。なんでこの石桁で、その上の石積みを支える必要があったのだろうか?しかもその石桁をさらに支持しているのは、何とも細っこい石柱のみ。頭の中には???が飛び交うのみ。
 
 
 
実は上から見下ろした時には、光の加減かこの細い石柱に文字が刻まれているように見え、「まさかアレ、どっかの橋の親柱だったんじゃねぇの!?」とエキサイトしたものだが、
 
 
 
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残念ながらそれはただの妄想。念のためライトを当てて調べてもみたけど、文字は刻まれていなかった。けど、コレ絶対何かのなれの果てやと思うんやけどな…。
 
 
 
 
 
 
そして、2枚上の画像にもしっかり写っているが、冒頭ではわかりにくかった青丸の部分がコチラ。
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永らく土中に埋もれ、完全に腐朽しきった金属のくさび?的なモノ。ここだけでなく、一定の間隔をおいて数か所で見かけた。コレはいかなる用途でどのように供用されていたのか?謎。謎。
 
 
 
 
 
さて、さらに冒頭の赤丸地点を目指すのだが、
 
 
 
 
 
 
 
なかなか険しい。
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ここはまさに、この水かさで助かったポイント。狭いものの、ひとり分の足場が水面より上にあることで、何とか突破できる。とはいえ、高さはないながらも地味に怖い。
 
 
 
 
 
 
ちなみにちょっと右へ視線を移せば、
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崩落・水没したガードレールがちょうどこのあたりまで。
 
 
 
 
 
 
 
 
突破後、振り返り。見た目よりも難易度は高かった。
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特にあの絶妙な段差。ちょっとスケールがわかりにくいかな。軟弱な砂地もヤバかった。
 
 
 
 
 
 
さあ、向き直れば、
 
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ひょおおお~!
 
 
けども~、
 
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足場が(汗)
 
 
 
 
 
【3】へ続く。