【前篇】より続く。
ここらが真ん中になるのかな。
この隧道のスペックは、
延長292m、幅員6.0m、有効高4.0m。
延長はともかく、このタテヨコじゃあ、観光バスなんかの往来も大変だったでしょうなあ…。
ちなみに、この隧道の現道にあたる立岩トンネルが完成したのは平成17年のこと。そんな最近まで、この狭い隧道が伊豆半島の大動脈における血栓のごとく(笑)、現役で頑張ってたのだ。アツいじゃな~い。
南側に抜けた先が見えてきたが…
おいおいまた車かよ(笑)。しかも今度は2台とか。
何はともあれ、
ええい、車が鬱陶しい(笑)。
網代隧道・南側坑口。
こっちは海側にも擁壁があって、よりどっしりと安定して見える。付け柱は(さっきはいまいち判然としなかったが)笠石よりも上まで貫通してるタイプで、これまた好み。
ちなみに停めてある車は、隧道脇にある高齢者施設(だったと思う)のものだった。旧道落ちして車両が抜けられなくなって以降、こういうふうに停めても問題ナッシンだから、しょうがないか。
前回も書いたのだが、
最近まで現役やってました、っていう付加物の数々がグッとくる。
堪能したので、戻るとする。
後半は「言葉は要らない」系手抜きでお送りしたが(爆)、実際言葉は要らんでしょう。
ここを後にしてわずか10分弱後には、御石ヶ沢トンネル旧廃道の探索を開始。あと記事にしてるのは、夕刻の柏嶺隧道。
以上、完結。











