先の北陸遠征より、良質な小ネタ(当社基準による)をご紹介。
それは初日となる2018年10月26日の夕暮れ間近、たまたまわたくしの目前に現れた。
そのファースト・コンタクトがこれだったのだが、
こんなもん、誰も気にせんやろ(笑)。
どこに注目していいかさえわからんレベル(笑)。ジッサイ、このすぐ前に車を停車したんだが、まったくスルーしていた。バス停やな、くらいは思ったけど。
この橋が目的でして。
この橋はまたいつか別で記事にするとして、現在地はコチラ↓
で、橋の鑑賞を終わりまして、車に戻りながら…ふと見て…
!?
な、なぬぅ~、穴!?
バス停待合とコンクリ擁壁にしか見えてなかったソイツは、実は謎穴だった!
よく見れば、バス待合だと思ってた建物には
「平三郎茶屋冬期歩道」と。
なんなんだねキミぃ~。
いや、冬期歩道自体は存じておりますよ。文字どおり、豪雪地帯で積雪に左右されずに通行できる冬期用通路で、かつて訪ねた「みんな大好き栃折隧道」も、冬期通行用の隧道だった。
それはそれとして、「平三郎茶屋」ってのは!?
しかしなんとも、
不条理な光景やな~。
ちなみにここ、ほんとにバスの待合でもあると思う。道路の反対側にはちゃんと停留所表示も立ってたし、このようにベンチもある。
そのベンチの上に掲示されていたのは、
こんな看板。
各自読むように(笑)。お話自体はいろんな地方に伝わっていそうなものだが、これってまったく「平三郎茶屋冬期歩道」の説明になってなくない?
つうか、要はここらにあったとされる「平三郎茶屋」の名を冠した冬期歩道、ってことね、単に。わたしゃてっきりこの先にある平三郎茶屋ってお店用の冬期歩道なんだとばかり(笑)。
コンクリ擁壁に擬態した(笑)、外観。
わかった上で見てみれば、明かり取りの開口部が四角く切られているのがわかる。
もちろん、歩いてみましたよ。
それなりに経年感を感じさせる外観に比して、内部はきれいなもの。
ボックスカルバートをつなげて穴を開けただけなのかな。幅員はご覧の通り、人どうしがすれ違うのが精一杯ってところ。
明かり取りから眺める、
例の橋。
いや~、冬期歩道なんてものに全くなじみのないわたくしなんかには、なかなか面白いな~こんな通路。
こういう穴でも
鉄板の構図はなんとか機能する(笑)。
はい、抜けまして~の振り返りが、なかなかお気に入り。
どうでしょうか?なんか良くないすか(笑)。
下からの、冬期歩道全景。
延長は50~60mくらいだろうか。こうなると、積雪時の姿もぜひ見てみたい気がする。
いや~、小粒ながらも楽しめた物件だった。
意外にも、【次回】に続く(笑)。