まさかの、平三郎茶屋冬期歩道からの続き(笑)。
前回記事でこの写真を出さなかったのは、
もちろん、わざとだ(笑)。
冬期歩道を抜けた先には…既視感があるような…いや、でも絶対ないやろ!的な物体が鎮座していた。えぇ~…?
全体像を、至近から。
巻貝のような、西洋の城郭の監視塔?的な印象を受ける。
手すりさえもない特徴的な螺旋階段は、当然ながら登れなくしてあるが、じっさいにこれでしか内部に入れないのだろうか?
ってか、そもそも内部ってものが存在するのかどうか定かではないが、躯体に切られた四角い部分は、確かに先ほどの冬期歩道にあったのと同じく明かり取りのように見える。
わたくし、普段は奇をてらった斜めアングルとか好きじゃないのだが
ここでは必然でしょ~(笑)。
さて、これが何なのかは不明だが、何となくの推測。ここの少し上流に(ちなみに流れる河川は、ダムマニアの聖地(笑)、黒部川)、愛本堰堤があるのだが、昭和7年に建設された初代・愛本堰堤は、現在よりも約130m下流にあったという。つまりは…この塔に近いあたりに。
実際のところ、このあたりから黒部川を望むと、
対岸に(認識はできないが、きっと此岸にも)様々な遺構が見られた。もちろん現地では何なのかわからなかったけど。
つまりこの塔は、昭和44年まで稼働していた旧・愛本堰堤の付属施設ではないだろうか?と思われるのだが、どないでしょう?案外マジで、冬期の堰堤監視用塔だった?
しかし改めてこの場所、黒部川の作る扇状地の、正に扇のカナメ!っていう位置ですなあ。タモリさんならずとも、ちょっとコーフンする(笑)。
最後に引きで。
う~ん、まるで異界だ(笑)。
以上、完結。