【2】より続く。
抜けました~。延長は200m…ちょい足らずくらいかな?
振り返り。
谷出山隧道、農地側(笑)坑口。
集落側と比べ、殺風景なコンクリポータル。扁額もない。改修されたのか、最初からこうなのか。
こちら2009年4月の初訪問時。
こっちも以前の方が雰囲気よろしいな…。
引きで。
隧道を抜けて、さらに少し登る感じ。
そしてこちら、2009年4月の初訪問時。
この時は桜が綺麗やったな~。
桜のたもとにはお地蔵様がいらっしゃる。とってもいい雰囲気。
ここで向き直った景色がこんな感じ。なぜかピンボケなので小さい写真で(笑)。
これぞ農道隧道の面目躍如というべきか。
抜けた先にあるのは田畑とか田畑、そして田畑(笑)。まさに、田畑へと行くための隧道なのであった。
農道はあの先で右、左とターン。
その先に…
もういっちょ、キましたよぅ。
さりげなく予告しておいたとおり、続いてもう一本の隧道が登場~。
正対。
時節柄、植生がワッサ~!と(笑)。
これじゃあサッパリわからんので、
やはり出ました、2009年4月の初訪問時。
おおー!違う意味でサッパリ(笑)。
サッパリしすぎて、扁額もないやん(笑)。これまたのっぺりしたコンクリポータルだが、笠石っぽいものがある分、谷出山隧道の東側坑口よりはマシか?
というわけでこっちは名称不明。滋賀県内で名称不明な隧道2本のうちのひとつだ(もう1本は、以前ご紹介した芹川ダム湖のトンネル)。
入洞。
洞内の様子は、谷出山隧道とほぼ同じに見える。
まったく情報がない隧道ゆえに真相は不明。状況的には谷出山隧道と同時期の竣工ではないかと思わせられる…だが。
おそらくこの隧道の竣工は、戦後。昭和二十年以降だと思われる。
なぜそう推測するか…それは連載最終回に。
ほどなく、東側へ。
そう、延長は谷出山隧道に比べれば短い。コチラは…100m足らずってとこか。
抜けて正対。
ここまでの坑口でももっとも鬱蒼とした感じの、名称不明隧道・東側坑口。
うーん、情報が欲しいな。とか言いつつ、能動的に動く気のないダメ人間、それがわたくし(爆)。
当然、コチラも抜けた先は、
田畑とか田畑とか(笑)。
あと、抜けて左手には倉庫兼作業所?的な場所もある。この日もこの場所には作業している方がおられたし、実際ここを訪ねた過去3回ともに、隧道を通過する軽トラを目にしている。
下駒月の農道隧道たちは、完全に現役バリバリなのでありました。訪問の際は、地元の方のご迷惑にならないように!
そのまま100mほど進んだところで、
しゅ~りょ~。
ああ、もちろんただの獣害避けなので、通過は可能。くれぐれも、開けたら閉めるようにね!(笑)
ここまでのところを、当日撮った動画にてどうぞ。
ご迷惑にならないように、とか言いつつ動画撮影(笑)。特筆すべきは、フロントガラスの汚さよ(爆)。
…というわけで、まずは2本の隧道をご紹介した。通常ココで終わるところだが、そこはジモティーであるわたくし、もうちょい掘り下げないと商売上がったりでしょ(意味不明)。
よって、【4】に続く。