【4】より続く。
ついに捉えた、目標物。
この峠に二つあるスノー(ロック)シェッドのうち、南側のもの。
あそこをクリアすれば程なく、前回北側から攻めた時の撤退地点(=現道トンネル南側坑口直上)に至るはずだ。
ヘアピン外側からの全景。
わたくしの足跡が点々と(笑)。
こういう非日常な姿もいいが、やはりここは雪がないほうが、ダイナミックな線形をより堪能できただろう。ちょっと残念。秋とか、イイかもね~。
そして、最凶のスノーセクションはヘアピンの上で終わり。
そこには、
念押しの通行止め措置。
北側からの時も、峠の南側直下に似たような通行止めがあったね。
これね。
この二つの「門」の間が、実態としての「廃」扱いなのかも。もちろん二つのシェッドはいずれもその区間に含まれている。
おごそかに「門」を越えれば、
こちらを見下ろすようなシェッドが、もう至近に。
見つけちゃうのよね~、路外に旧々道の痕跡を…。
コンクリ製の駒止めのその先、赤丸のところには、わかりにくいがカーブミラーの支柱のみが残っていた。
その支柱の少し上には、
謎のマンホール。謎っつうかよく見てないから不明なだけだが。
この記事でも登場したが、こういうとこで見つけるマンホール系って、なんかギョッとするのはわたくしだけ?
こうして全体を見ると、
タイトなカーブだったのを緩和したということらしい。
右端に写っているコンクリ塊、一瞬親柱かと思って頭に血が上ったが(爆)、その正体は地中に埋め込まれていたとおぼしきカーブミラー支柱だった。
やってきたぜ~!
目前には、最後のスノーセクション。
が、左側は空いており、もうそれには脅かされない。
つうか、改めてエグイな、この線形…。
そして、この正面の状況ときたら!
国道脇の景色じゃないわ、こんなん。
道は立派だが、「酷」道でしか見られない類いの眺め。こっから大量の雪が融けて流れてきたんだろうなあ…。すっげ。
そこから見る、シェッド。
しばし、カットを変えてお楽しみください。
わかりにくいが、シェッド上からも水が勢いよく落ちていた。
予告篇でも使った、お気に入りの写真。「イニシャルD」感が凄い(笑)。
北側に続き、ここでも撮りました、パノラマ。
デカめのサイズで貼りましたので、拡大してどうぞ。せっかく撮ったんで(笑)。
のぞきこむ、シェッド内。
現役の国道と言っても誰も疑わないだろう。
…雪融け水を踏んだタイヤ痕が全くないことに気づくまでは。
このシェッド、目的地ではあったけど終点ではない。あとでゆっくりするとして、まずはもう少し登り、北側からの撤退地点まで進軍を続ける。
【6】に続く。