宮ヶ谷橋より続く。
宮ヶ谷橋を鑑賞後、進軍再開。しかし…
うーむ…アカン気配が濃厚だ…。
再度降車して、徒歩偵察。
その結果…
この先、徒歩での進軍を決断。
ノートさんはここで待っててもらうことにした。
あ、前回忘れてた現在位置はコチラ→http://www.its-mo.com/z-127694804-494042301-13.htm
路面状況は、まぁ行って行けなくもなさそうだったが、
判断の決め手になったのは、
この…路面を横切るささやかな溝…なのかコレ?
最初の写真でも先のほうにうっすら見えているコレ、まさに行って行けないことはなかったんだけども、こういうのが現れ出すと、そろそろヤバいことになってくる、というのが経験則としてありまして。
単独行でもあるために、ここは慎重を期すべきと考えた。
理由はあと二つほどある。
向こうの岩盤に四角く切り取られた(ように見える)一角があるのがわかるだろうか?
自然の造形なのかもしれないけど、何かがかつてあそこに安置されていた?…のではないかと思いたくなる、そんな雰囲気があった。そう、この道、とにかく雰囲気が素晴らしい。
そんな素晴らしい道を、あの樫山小匠線以来、ゆっくり徒歩で味わうのも素敵だと思ったのが一つ。
そしてもう一つは、第三のターゲットである「アレ」まで、そろそろ歩いてでもなんとかなりそうな距離まで来たのがわかったから。
…この辺の距離感は、個人の感想です(笑)。
スマホの充電(この日の撮影はすべてエクスペリア)と朝食がてら、しばし車内で休憩している間に、ハイエースが一台、わたくしが向かおうとしている奥地側から通過していった。場違いな車の中の不審なおっさんをガン見していかれたが、アレも地元の方ではなさそうだったけど(笑)。
さて、準備完了。満を持して午前8時30分、徒歩進軍開始。
まずは気になってる人もいるであろう、コレ。
「路肩弱い」の補助標識は判読できるが、肝心の上のほうはわかりづらい。だが、コレは間違いなく「CAUTION」標識だ。よく見れば判読できると思う。
じゃあノートさん、
しばらく待ってておくれよ~!
で理に絵―田―…もとい、デリニエーターのみが
辛うじて国道っぽいアイテム。
それを支える石積みの土留めが、この道の年月を物語る。
月並みだけども…
コレが国道だっていうのが信じられない…。
公式に迂回せよと勧告されている区間であるとしても。
コレとかね、
昔の白黒写真とか絵葉書で見る類いの、「道」の光景だ。
あ~、やっぱり、
徒歩進軍は大正解!
これはその価値がある。
【2】に続く。