深萱隧道 (廃) (宮城県白石市小原) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
やりなはれやりなはれ!と言われたのでやります(笑)。
 
 
2010年12月22日、第二次宮城県探索。この日がどういう日だったかは前回記事に書いたが、既発の月山池隧道(仮)上原隧道(仮)で「大雨感」をお楽しみください。
 
 
 
 
上原隧道(仮)を後にして1時間46分後。
 
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国道113号線、小原4号トンネル、南側坑口。
 
 
 
場所はコチラ。
 
 
 
 
その脇から、
 
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明らかな旧道の痕跡が。
 
県別マップルによると、ここからの点線表記道に短い隧道マークがある。幸い今はほぼ雨止み。行くしかない!
 
 
 
辿り始めてすぐ、
 
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「注意 CAUTION」登場。
 
標識にはいまいち疎いのだが、コレって貴重やったっけ?
 
 
 
 
さすがの国道旧道、二車線幅が確保されているが、
 
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今ではシングルトラックが通うのみ・・・。実に雰囲気のいい廃道やな~。
 
だが、足元はけっこう悲惨。シングルトラック部分は水路のごとく雨水が流れ、それ以外の部分は堆積した落ち葉がたっぷりと雨水をたくわえた状態。
 
しばしの抵抗も虚しく、月山池隧道では守り通した我がごく普通のビジネスシューズはあえなく浸水。そう、この日もスーツでしたよ(爆)。
 
 
 
 
 
このように
 
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路肩のヤバイところも。
 
この記事は5年以上前の話なんで、現在はもっと熟成が進んでいると思われる。
 
ちなみに眼下の流れは白石川だが、この付近は特に「碧玉渓」と呼ばれる景勝地となっている。
 
 
 
 
そして・・・辿り始めてわずか3分、
 
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何か・・・見えてきた。
 
 
 
 
 
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隧道登場!
 
 
 
 
お名前は・・・?
 
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道隧萱
 
金属製扁額で破風飾りがあしらわれたものって、ちょっと珍しい気が。
 
 
 
 
さっそくお邪魔します~。
 
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これ・・・水路隧道じゃないですよ(笑)。
 
まあすでに足元はびっちょびちょやしな・・・どうでもええけど(笑)。
 
 
 
 
入洞して振り返り。
 
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なんやかやと置いてありますな・・・。
 
 
 
 
 
北側に抜ける。
 
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まさにその場所に・・・
 
 
 
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廃リヤカー(笑)。
 
 
 
 
 
抜けたら・・・
 
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ますますヒドイねこりゃ・・・。
 
 
 
 
 
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深萱隧道、北側坑口。
 
ちなみにこちら側も、まったく同じ扁額だった。
 
 
 
 
 
建造時期的に、無装飾で無骨なコンクリ隧道だが、目を引くのは
 
 
 
この構造物。
 
ポータル上の水を流すのと、ピラスター(付け柱)も兼ねてるのか?でも、さっきまであんなに雨降ってたのに、水流れてないなあ・・・。
 
 
 
 
いつまた本降りになるかわからない。この隧道を確認できたことに満足し、ここで引き返した。
 
 
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以上、完結。