2010年12月22日、第二次宮城県探索。その日は、気持ちいいほどの悪天候だった(爆)。何しろ、12月としては宮城県の観測史上もっとも多くの雨が降った日だったのである(当時)。
当時は出張で3週間ほど仙台に缶詰め。どっか行きたくて、やっと得た休みがこんな天気って。しかしこんなことで我が燃ゆる魂の炎は消せないのである(馬鹿)。
…と、ここまではこの記事序盤のコピペ。さよう、今回の記事は月山池隧道(仮)攻略後、次に向かった物件をご紹介。いやしかし、ホントにねぇ…ヒドイ天気でしたよこの日は…。
隧道へ向かう林道?へと曲がったとたんにこの状態。
路上が激流なんですけど。
そして仙台市による、控えめながらも厳然とした通行止め予告。マジかよ?
現在地はコチラ。
南下していくと隧道表記があるのがおわかりいただけるだろう。果たして隧道は通れるのか!?
てか、それ以前に。
大丈夫なの~?(汗)
いや、アカンですよね。全面溢流方式となっていますけど…(爆)
しかし幸いにもすぐに
隧道出ました~。よかった、到達できて。
坑門工を持たない、素掘りの隧道。当然扁額もない。この隧道、お馴染みトンネルリストにも掲載されていないので、スペックはおろか名称も不明。よって、この付近の小字名を仮称とした。
幸いにも、土砂降りだった雨が…
普通の雨程度に(笑)。
隧道観察ってよりも、実質雨宿り(爆)。
洞内の様子。
全面的に波型ライナープレートで巻かれている。素掘りのままで出会いたかった…(笑)。
そして、反対側へ。
うーん、いかにも大雨でザラっとイキそうな法面やな~(汗)。
ボケボケの
反対側坑口。
この隧道は以上(笑)。…しかし。
実は、この道をさらに進んでいくと、もうひとつ隧道表記がある。あ、ヤフゥ~地図ではわかりませんよ(笑)。当然、事前の腹づもりでは、もうひとつの隧道を尋ねて、そのまま川崎町の碁石方面へ抜ける予定だった。なのに、冒頭のあの通行止め宣告。つまり、もうひとつの隧道へは行けないってことか?
いや~諦めきれん!幸い雨は弱まっている。
ってことで車に戻り、
もうちょい進んでみよう。
隧道から少し下ると石屋さんがあった。おそらくはこの道を定期的に使うほぼ唯一の「お客様」ではないだろうか。それを証明するかのごとく、ほどなく路面はダートへ。
そして~。
出た、さりげなく通行止め。
ってか、さりげなさの意味がわからん(笑)。通れないならガッツリ閉じるでしょうよ。通って欲しくない的なニュアンス?しかし標識として恒常的に設置されてる「通行止」ってのもけっこうレアじゃないだろうか?
物理的にイケるならば、隧道目指して進むのみ!…と言いたいところやけど…
コレはちょっと~(瀧汗)。
完全に路盤が濁流に。いつ崩れてもおかしくない、ガチで危険な状態になってきた。
ましてや、ここは公式に「通行止」と宣告されている道路だ。いかにバカチンのわたくしとて、ここは大人の判断をせざるを得ない。
え?遅い?(爆)
人様にご迷惑をかける事態を招く前に、撤退。
先ほどボケボケやった
奥側の坑口を帰りに撮り直し。
…撮り直したってほどでもないな(笑)。
ちなみにネットで見たところでは、断念したもうひとつの隧道も、ほぼ同じようなビジュアルだった。
以上、悪天候自慢でした(爆)。