安渡沢隧道 (岐阜県加茂郡八百津町八百津) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2017年3月5日。
 
【柏木隧道リベンジ】を終えたわたくしは、ココで再度引き返し、再びの旅足橋へと向かったのだった。
 
うん、実際の流れはそうだったのだが、そうなると、コイツを紹介し残すことになるなあ…というわけで、当日実際には行かなかったが、ついでにご紹介しておこう。
 
 
2011年9月25日、わたくしが柏木隧道に止められる直前のこと。
 
酷道418号線・柏木隧道よりもさらに西。
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八百津の市街地寄りに位置するこの隧道。これは八百津側の坑口。
 
 
 
 
その名は、
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安渡沢(あどさわ)隧道。
 
おなじみ「平成16年度全国道路施設現況調査(国土交通省)」によると、
そのスペックは延長32m、幅員4.4m、有効高4.3m
 
 
延長32mの小隧道だけに、
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すぐに抜けられる。車も通らないし、恐怖感も皆無(笑)。
 
いや、R418の「酷」区間の最序盤に位置するとはいえ、すでに道路の格式的には、立派な「酷」仕様じゃあないですか!地味だけどイイねぇ~この写真(自画自賛・笑)。
 
 
南側…っつうか東側坑口。
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拙ブログでは案外珍しいよな、こういうシンプルなコンクリ隧道って。
 
 
 
東側扁額。
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その直下にある要石…を模したコンクリブロックは、もちろんフェイク。てか、アーチ環そのものがフェイク。
 
この南側…いや、東側坑口、他にもひっそりとおまけがついていた。
 
 
向かって右側には
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「県道日吉八百津線」の銘板。
 
二股隧道にもあった、この路線名の銘板。けど今見直したら、あっちのは「県」の字が「縣」なのよね…。別注かよ(笑)。
 
ほんで、なんで柏木隧道にはなかった?もしかして見落とした…?
 
 
で、向かって左。
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「昭和二十九年三月竣工」。
 
こういう縦長銘板、イイよね…(謎)。
 
 
 
…っというわけで、
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ノートさんに戻る。…このわずか後に、柏木隧道で撤退を余儀なくされるとは思いもせず。
 
 
 
2017年3月5日のツーヤオ再訪では訪ねなかった、安渡沢隧道。そのことを、現在プチ後悔中(笑)。辿れるところまで辿り直しておくべきやったな~と。何か見落としを拾えたかも知れんのにな。
 
…まあ、しゃーないな。