柏木橋からは、ほんとすぐだった。
あの日はね返された、柏木隧道の東側坑口へ、
その東側から到達。
個人的に、達成感があった。
多くの方は何の問題もなく通過してきたであろうこの隧道。
何の因果か、わたくしが前回訪ねた2011年9月25日には、
この惨状。
順路どおり八百津市街から…つまり西側からやってきたわたくしは,
この時ならぬ泥濘に阻まれて、想定外の敗走を喫したわけだった。
目指す旅足橋を目前にしての撤退劇。そう、あの日以来わたくしがあの橋に抱いてきた並々ならぬ執着は、コイツのせいなのだった(笑)。
それが幻だったかのような、
この日の穏やかな姿。
いやしかし…
ここまで印象が違うもんかね…。
何度も貼ってるけど、一応前回訪問時。
こうして、あの日わたくしを退けた因縁の隧道に、自分の中できっちりと決着をつけ、隧道を背に引き返した。
【安渡沢隧道】に続く。