二股隧道 【1】 (岐阜県加茂郡八百津町南戸) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
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米澤橋を後にして、「アレ」はもう指呼の距離に。
 
 
 
 
 

ものの2分弱で・・・

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「アレ」の前に到着。ついにキタ・・・。
 

あの予期せぬ撤退(コチラ参照)から5年半、やっと来れたわ・・・。感無量ッス。

 
 
右への平場はもちろん旧道の痕跡で、上記地図にも描かれているが、ご覧のようにすっかり廃道。
 
 
もちろん気にはなったのだが、
 
 

まずは

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「アレ」にご挨拶をしないとね。
 
 
 
 
いつまでも「アレ」呼ばわりするなと(笑)。
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はい、なんかやたらと有名な「二股隧道」でございます。
 
 
別名「朝鮮トンネル」と呼ばれていて、真偽のほどは定かでないが、建設に朝鮮人労働者が携わっていて云々、みたいな話がその由来らしい。いわゆる心霊系の噂話(あるいは実話?)ですな。
 
 
うーん、でもなあ。
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「昭和三十一年五月竣工」ですよ?
 
朝鮮人労働者って、そんな時期にいたの?と調べてみたが、ちょっとコレ・・・なんか記事にして、それに引っかかってお門違いの変な人が絡んできてもイヤなので、止めておく(笑)。
 
まあ真偽は定かでない、ということで。
 
 
 

で、反対側には

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「縣道日吉八百津線」とある。
 
コレはこの隧道が建造された当時の、この道路の名称。ここに来るはるか手前、柏木隧道のさらに八百津側に位置する安渡沢隧道にも、この路線名の銘板があったのを思い出す(記事にはしてないけど)。
 
 
 
上記のように、
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有名な心霊スポットなので、こんなのも当然ある。
 
でもまあ、思ったよりはマシかな。もっと落書き多いかと思ってた。
 
 
 
ほーら、
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案外キレイでしょ?
 
わたくしこの趣味をやってる人間には珍しく(謎)、それなりに恐怖心も持ってるのだけど、悪いけどこの程度ではもはや怖くない。もっと怖いヤツを見すぎてて(笑)。
 
ただ単に、おお~イイねぇ~って感じだ(笑)。
 
まあ怖くはないんだけども、(知名度とは裏腹に)歩いて丹念に見るほど面白い洞内でもなさそう。時間も惜しいしで、単純に車で抜けるとする。
 
 
非常に雰囲気のある、
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隧道前の掘割。
 
洞内よりもこっちのほうがそそるわ~。
 
 
 
はい、その動画を録りましたので、ご覧ください。

 

 
 
 
車に乗り込み、動画を録り始めて気づいた。
 
 
「あ、旧道チェックすんの忘れた(笑)」
 
まあいい、反対側からまわってみよう・・・。
 

 

 
【2】に続く。