古ネタがゾンビの群れのごとく湧いて出る滋賀祭り、今回も遠い昔、2009年9月6日のお話。記事にしたばかりの横山隧道を二度目に訪ねたのと同日、遡ること3時間と少し前のこと。
滋賀ｒ40山東本巣線の堂屋敷トンネル南側からダム湖に沿って進む。
ダムの名は姉川ダム。
場所はコチラ。
地図をよく見てほしい。旧道で一か所、道が途切れて表示されている。コレが気になって入り込んできたのであります。
ダムの展望台を過ぎて右カーブ、そして
真新しい、立派なゲート。曰く、「この先通行出来ません」。
はい、承知しました。ということは、大丈夫ですね。
そんなわけで、お約束の
「立入禁止とは書いてないので自己責任にてお邪魔します」パターン。
そして気になるアイツは、すぐに現れた。
あー、そういうことね。ロックシェッド。なるほど納得。
けどこのロックシェッド、存外に気に入ってしまったのであります。
なぜかというに、
小半径＆急曲線！
こういうのもそう珍しいわけではないんだけども、この小ささとこのロケーションのマッチングでハマってしまった感じ。
コレとか。
良くないすか？
チョイ離れて、全景。
当たり前ですが、こうやって見るとやはり必然性のあるところに設置されてるね～。
見下ろしたダム湖の様子。
木の生え具合から見て、水位はいつもこんなもんなんかな？
さて！あとは道の様子をごゆるりと。
色んなモノが、さりげなく路上に落ちてる…が。
カーブミラーもタジタジ…だが。
こんなん見ると、廃道臭も。
…けどこの道、ゲートでの書き方を見ても、たぶん廃道じゃないんだと思う。気づかなかったけど、おそらくダム関連施設などがあって、保守の際なんかに使われていると想像。
そして反対側のゲートが見えてきた。
堂屋敷トンネルの北側に。
久々に改めて見ると、このゲート、やっぱかなり新しそうに見えるな。設置されたばかりだったのかも。
トンネルの銘板には1994年3月という完成年度が記されているが、とてもそれと同時に旧道落ちしたとは思えない状態の良さでしたな。やはり廃道じゃなかったな、絶対。
2014年の姿は知らんけど（笑）。
以上、完結。