2018年3月30日。草野川第一発電所関連遺構の第一次探索を終えたわたくし、いくつかの寄り道に続き、
この日のもう一つの目的地に到着。
一発でおわかりの方もおられるかと(笑)。
ハイ、コチラ。
国道365号・椿坂トンネル旧道の南側入り口でございます。
通行止めのこの看板は、北側にもあったものと同じもの。そう、この旧道の北側約半分は、以前記事にしている。2車線の国道旧道を誰にも邪魔されずに堪能できたし、とりわけ現役時代を知るこの道を歩いて辿ることはとても楽しかった。と同時に、残る旧道南半分もぜひ踏破したいと願っていた。
今宵から数回にわけて、その南側半分訪問記をレポートする。
で。前回は歩きだったが、今回は違う。
ここで使わずに、いつ使うっていうんだい!?とか勝手に盛り上がっていたら…
えっと。
どちら様で?
まあ鍵を解錠してらっしゃるってことは、許可を受けて出入りしてる方ですわな。
決して立入禁止とは書いてない。自己責任で通れ的なことが書いてあるとはいえ、通行止めに張り切って入ろうとしてる現場を押さえられると、なんか気恥かしかった(笑)。
おじさんに、自転車で通ろうと思ってるんですが、と話すと、「無理やで~」と。えっなんで?
「もうあの先から、雪が残ってて通られへんで!」
マジっすか…忘れてた~ここがガチな雪国だってことを…。
おじさん…凹む情報ありがとう…(笑)。
とはいえ、どの程度のことなのか、行ってみなきゃあわからん。チャレンジせずして撤退はなーい!
つうわけで…いでよ!
ダ~ホ~ンちゃ~ん~
(ドラ●もんふう)
準備は整った。
が、進軍開始のその前に。
完全に廃された、わずかな旧道区間も拾っておこう。
新道ができ、この新しい新旧道の取り付きが作られた際に、その前後に生まれたわずかな廃道区間。このようにもっと低い位置を通っていた。
アングルを変えると、こう。
この青い線のような感じ。点線は現在埋まっている部分。
しかし…なんでわざわざ、立派な新旧道分岐を作り直したんだろう。もしかしてこの旧道、なにか違う役割が与えられているのかもしれない。
…知らんけど。
ハイッ!お決まりのフレーズが出たところでね!
いよいよ、進軍開始~!
いきなり、残雪がお出迎え。
このくらいで済めば楽勝なんだけどな~。
ここでいきなりちょっと気になるものに出くわしたが(ちゃんと写ってますよ・笑)、まあこれは帰りに回そう。
あ~…
こんな道やったな~。
車が来ないから安心で、のんびり走れる。うん、案外行けそうじゃないの。おじさんもしかして大げさに言ってたんじゃないの~?
やがて旧道、
現道の下をくぐる。いや、勝手に頭上を跨がれただけやけど(笑)。
で、そのほぼ直下に…
その存在を認知したこともなかった、ささやかな橋があった。
まあ…ほかにもっと気になることもあるけどな!
【2】に続く。