【前篇】より続く。
※3回完結予定でしたが、思いのほかいい写真がなかったので(笑)前後篇とします。
それでは、洞内へと。
コレは・・・不法投棄っていうよりも、生活用品?誰かテントでも張って暮らしてた?
そして中央には見事なシングルトラック・・・ってか、舗装だったか?記憶が薄れて思い出せない。
完全素掘りだったような気がしてたけど、
コレってモルタル剥落状態ですよね~。ってか、エライことになっとるな(汗)。
毎度おなじみ、わたくしの好きなノンフラッシュで。
ひゃあ~ステキ~!
かなりイイ。極めて好みだ、この感じ。しかしこの崩れ方・・・四輪は無理やな。やっぱコレは・・・
シングルトラックか?
そうなのね?(笑)
そして、やってきました、
北側へ。
こちら側も煉瓦で巻かれているが、
一見してわかるのは、
南側に比べて、煉瓦で巻かれた部分の長さが全然違う!より本格的な煉瓦履工が施されている。
驚嘆すべきは、
この状態の良さ!
精緻な、と形容したくなる、切石布積みの側壁、長手積みの煉瓦アーチ部、いずれもほとんど綻びや損傷が見当たらない。Amazing!
振り返り。
イイねぇ~!!
総煉瓦も総石造もイイけれど、この素掘りとの境目のある隧道って、大好き!
洞内滞在時間5分、わたくしにしては短いほう(笑)。
奥様を待たしてるしな・・・この時点で8分(笑)。
こちら側はキレイにアスファルトが残ってるなあ。
そして~!
素晴らしい~!
日差しが照りつけて木も生い茂っていた南側と違い、その素晴らしい坑門工の全てがしっかりと鑑賞できる!
仕様は南側と変わりないようだが、いかにもガッシリと地山を受け止めているこの石積みポータルの威厳。装飾性はなく質実剛健だが、これぞまさに「坑門」と呼ぶにふさわしい。
北側の扁額。
字体から判断して、南側と同じ揮毫者のようで。煉瓦の巻厚が三層なのも同じ。
ポータル脇には(これも南側と同じだが)
上からの水を流す排水溝が切られている。これまたものすごく状態がいい。
ちなみに、ついに南側との些細な違いに気付いた。それは、煉瓦巻きに焼過煉瓦(色が濃く、黒っぽく見えている煉瓦)が混ざっていること。とはいえ、その使用箇所に法則性はなさそうなので、装飾として使われたのではなさそうだ。
最後に、ちょっと引きで。
たまたま行き当ったにしては、上出来すぎる隧道。
じっくり鑑賞させていただきました・・・
・・・って!また奥様を忘れてた!(爆)
洞内にお住まいだったこうもりさん、
幸い起こさずに済んだ。
奥様も寝ててくrt(ry
結局、16分お待たせしました(笑)。
以上、完結。