2016年9月4日、かすがさんとのシバキ倒しの朝練にて、耳にしていた「良からぬウワサ」を確かめに行った。
そして、目にした。
ない。やっぱり、ない。残念ながら、本当だったのね…。
改めて、在りし日の姿を。
拙ブログ初期に記事にした、我が滋賀県内随一の異形の廃橋・庄堺橋(彦根市)は、跡片もなく撤去されていた。
跡片もなく…?本当にないのか?
確かめるべく、かつての橋東詰へ。
ここはパッと見、ほぼ以前と変わらないようだった。
で…
親柱は健在だった!
さすがにここまで撤去の手は及んでいなかった。あ、隣の「犬上川」の親柱もありましたよ。
しかし、ここまで。
かつてこの先に在った
この廃景。
今では
こう。
橋が全撤去されているのは先ほど見たとおりだったが、河原の竹藪に潜むように、なんと三本の橋脚が骸骨のような姿を晒していた。跡片もなく、と見えていたが、少なくともいくばくかの遺構は遺されたわけだ。
桁が架かっていた時の様子、下からアングル。
腐朽した床版がヤバい区間だった。
思えば、以前の記事ラストで撤去の可能性をちらつかせて終わっていたわけだが、しっかり実行されてしまったわけね…。
我々趣味者見地からは、返す返すも残念な、庄堺橋撤去。
こうして在りし日を記録できたことは、良かった。
以上、ご報告まで。