正面橋 (京都市東山区鍵屋町~下京区鍵屋町) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
今まで何度か書いているが、京都市内は知る人ぞ知る素敵橋の宝庫。今宵はそんな中から地味な…でも味のあるやつをご紹介。
 
2011年7月9日探訪。この日の記事は初めてのようで。
 
 
タメもなく、どうぞ!
 
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なかなかイイでしょ。
 
 
 
 
お名前は
 
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「正面橋」。
 
名前とは裏腹に、そうそう正面からは撮れない(笑)。なぜならこの背後すぐは、交通量の極めて多い川端通りだから!
 
てわけで、場所はコチラ⇒http://www.its-mo.com/z-125958705-488772176-14.htm
 
 
 
で、地図でわかるように、跨ぐ川の名は
 
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ワールド・フェイマスな鴨川(笑)。
 
擬宝珠を模した渋い親柱が実に素晴らしい。
 
 
 
 
そして、この欄干も
 
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悪くない。実に悪くない。
 
 
 
 
この橋でビックリしたのが…今もあるのかわからないが
 
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橋のたもとに梵鐘!?
 
 
 
はい、ガチですよ。
 
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「南無阿彌陀佛」と。完全に本物の梵鐘でございます。
 
よく見ると、欄干に鎖で繋いである?まさかの、正面橋の付属品だと言うのかえ?
 
 
 
下へ降りてみる。
 
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コンクリートの橋台だが、隅石があるってことは、元は石積み?
 
 
 
 
 
同じ場所から。つまり橋の北西から。
 
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いや~、やっぱ橋は下から、ですねい。
 
 
 
 
続いて南西から。
 
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遠くに見えるは五条大橋。つまり国道1号線。
 
 
 
 
再度、東岸に戻ってきて上流から。
 
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2枚上の写真の、カメラ正面くらいの位置、といえば伝わる?
 
今度は、遠くに見えるは七条大橋。
 
 
 
ここでようやくお誕生日判明。
 
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「昭和27年 京都市建造」。
 
よかった、くまなくチェックして。
 
 
 
 
両隣りの五条大橋、七条大橋に比べると圧倒的に長閑なこの橋、
 
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こういうのが似合う(笑)。
 
ゆる~い感じががたまらなくイイ。
 
 
 
 
 
京都を代表する橋梁ではあり得ないけど、よかったら見てってね、的なほっこり系橋、それがこの橋に対するわたくしの印象。京都にお越しの際はぜひ。
 
 
 
以上、完結。