今まで何度か書いているが、京都市内は知る人ぞ知る素敵橋の宝庫。今宵はそんな中から地味な…でも味のあるやつをご紹介。
2011年7月9日探訪。この日の記事は初めてのようで。
タメもなく、どうぞ!
なかなかイイでしょ。
お名前は
「正面橋」。
名前とは裏腹に、そうそう正面からは撮れない(笑)。なぜならこの背後すぐは、交通量の極めて多い川端通りだから!
で、地図でわかるように、跨ぐ川の名は
ワールド・フェイマスな鴨川(笑)。
擬宝珠を模した渋い親柱が実に素晴らしい。
そして、この欄干も
悪くない。実に悪くない。
この橋でビックリしたのが…今もあるのかわからないが
橋のたもとに梵鐘!?
はい、ガチですよ。
「南無阿彌陀佛」と。完全に本物の梵鐘でございます。
よく見ると、欄干に鎖で繋いである?まさかの、正面橋の付属品だと言うのかえ?
下へ降りてみる。
コンクリートの橋台だが、隅石があるってことは、元は石積み?
同じ場所から。つまり橋の北西から。
いや~、やっぱ橋は下から、ですねい。
続いて南西から。
遠くに見えるは五条大橋。つまり国道1号線。
再度、東岸に戻ってきて上流から。
2枚上の写真の、カメラ正面くらいの位置、といえば伝わる?
今度は、遠くに見えるは七条大橋。
ここでようやくお誕生日判明。
「昭和27年 京都市建造」。
よかった、くまなくチェックして。
両隣りの五条大橋、七条大橋に比べると圧倒的に長閑なこの橋、
こういうのが似合う(笑)。
ゆる~い感じががたまらなくイイ。
京都を代表する橋梁ではあり得ないけど、よかったら見てってね、的なほっこり系橋、それがこの橋に対するわたくしの印象。京都にお越しの際はぜひ。
以上、完結。