その向こうに見えるのは、
この道は、仏大寺の集落へ向かう道の旧道にあたり、今はトンネル手前から普通に右へと分岐する道が整備されている。
で、丁字路のもう一方に…
なかなか奥ゆかしいそのお姿。
つまりこの丁字路、どっちへ進んでも行き止まりなわけなのだが、それでもやっぱり進入を止めるものは特に置かれてなかった…と思う。あっ、この当時(2014年5月)の情報ですよ(笑)。
正対、ローアングルで。
こちらはやたらと付加物が目立つなあ。左側のぶっといパイプなんて無粋極まりないのだが、これはこれで、なんか…生物機械っぽいってか、バイオメカニカル感が(意味不明)。まああの…個人の感想です(笑)。
で、注目すべきは名前の下。「昭和八年八月竣工」とある。
やはり和気町側にあった平成の銘板は、後年の工事のものだった。
味のある字体は、昭和7~9年に石川県知事を務めた山口安憲氏の揮毫によるもののよう。左端に署名が入っていた。
でも結局のところ、こちらもしっかりと塞がれているので、やはり中には入れない。
こっちは幸い接近してもスタックの心配はなさそうだったので、ズズイ~と奥へ(笑)。
こんなお遊びを楽しみつつ、
結果…
うむ、アーチ頂部に蛍光灯っぽい照明が、まだ残ってるな~。点かないだろうけど。
反対側から見た時は中央あたりが素掘りっぽく見えたが、やはりオールコンクリ巻きだったことが判明。アーチ部に黒い部分があって縞しま状になっているのが気になるが…補強板でも巻かれてたのかな?
意味なくローアングルで(笑)。
堪能した。入れはしなかったが、満足して隧道を後にした。
最後におまけ。
ここのすぐ後にこんな寄り道。他いくつか寄り道して、帰ったら午前3時前だった記憶が(爆)。さっさと帰れよ。
以上、完結。