カウントダウン始まる!?草津川隧道 | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
 
個人的に全然「どうでもいい話」ではないのだが、適切な書庫がないので仕方なく。
 
 
こないだこの記事で触れた話ですが。
 
本日、滋賀県草津市民たるわたくしん家のポストに、市の広報誌が入った。そこに載っていた情報を、ごく一部の方を対象に(笑)お知らせしよう。
 
 
 
残念ながら、
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今年度から整備を始めるとか言ってますよ。
 
 
 
上記のとおり、草津川跡地利用計画において、廃川部分はこのように6つの区間に分けられている。
 
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国道1号線の草津川隧道が、区間5か6かどっちに含まれるのかは判然としない…。1枚目画像だと区間5のように見えるし、2枚目画像だと区間6?とも思われるのだけど。それがけっこう重要。
 
 
 
なぜならば、区間5は
 
 
下旬から工事着手します
とか言うてますよ!
 
ここでいう今月とは、8月のことですよ。
 
上記の図を見る限りだと、今回はまだ隧道にはノータッチかも。ただ、西側の旧東海道のほうの草津川隧道は、モロに含まれるな…。まあアレは明治製煉瓦隧道が残念すぎるボックスカルバートに置き換えられて久しいので、正直どうでもいい感じではあるけど。
 
ただ近年、草津市が東海道の草津本陣を観光スポットとしてプッシュしているのを見るにつけ、何故あの貴重な煉瓦隧道を整備して残さなかったのか、大いに疑問。どうせ自歩道なんやから、多少補強すれば使えたと思うのに。煉瓦隧道が健在なら、観光スポットとしての雰囲気も素晴らしかったでしょうになあ。先見性なさすぎ。
 
 
ちなみに。
 
草津川廃川敷地利用計画検討協議会・事務局のHPによれば、JR東海道本線の草津川トンネルについては、「歴史的空間の保全」とかで今のまま残るらしい。これは喜ばしいですな。
 
 
 
まあなんにせよ、撤去される前に記録を…とお考えの諸兄諸姉におかれては、可及的速やかに動かれたほうがよろしかろう。
 
 
 
また続報があればお知らせいたしまする。