2010年4月11日、大津市と宇治市の境あたりを徘徊したこの日のネタで記事にしているのは、最後に訪ねた笠取水路橋。
今宵はプチ廃道ネタでございます。
タメなく、ドン。
ここは宇治市道・岩分第二トンネルの北側坑口前。
銘板には、1997年12月の完成年。
比較的新しいトンネルである。
坑口前で市道は笠取川を渡っているのだが、そこから見ると…
(面白い橋ではないものの)橋が見えた。そうもちろん、旧道の橋だ。
その新旧分岐点は、
すでになかなか香ばしい雰囲気を発散していた。
さっき見えた橋はやはり面白くなかったらしく、全く写真を撮ってない(笑)。
橋を渡って進むとすぐに、
桜の下をくぐった。
桜並木ももちろん素晴らしいけど、こういう控えめに咲く数本の桜の木、っていうのもまた、奥ゆかしさがあって嫌いじゃない。しかもこの桜は、崖から生えているという変わり種(笑)。今も元気なんだろうか。
桜の先の左コーナーをクリアすると、もうゴールが見えた。
どうやらロックシェッドのあたりに取り付くようだが、果たしてつながっているんだろうか?
この最終パートが
最も藪が濃かった。もちろん全然行けるレベルではあったけど。
最後は藪もちょっと透いて…
ロックシェッドとトンネルの接続部分キワキワでなんとか復帰することができた。
とはいえ、無理くり復帰しただけで、実態として道はつながっていなかった。つまりは、旧道が廃道であることは確定。
最後に、
岩分第二トンネルの南側から。
写真左端が、今辿ってきた旧道。辛うじて現道に復帰できたそのキワキワ感、少しは感じていただけるだろうか。
わずか5分にも満たない、チョーお手軽廃道散策。でもこれはほぼ9年前の話。もう少し熟成が進んで状況が変わっている可能性はある。とくに最後のとこ、今もロックシェッドのキワで復帰できるかどうかは不明。
以上~。