2010年4月11日。大津市と宇治市の境あたりを徘徊したこの日のラスト、以前から気になっていた物件を見に行った。
滋賀県道/京都府道3号の橋から見たサイドビューがコチラ。
極めてマッシヴな、巨大水路橋。
大津市南郷の取水口から宇治発電所までの導水路、そこにいくつか存在する大きな水路橋のひとつである。
どんなもんかよくわからないだろうが、まずは下に注目!
二連の煉瓦橋渠!
つまり水路橋が川をオーバークロスしている、の図。
向かって右方向。こちらが取水口方面
![2a6dc938.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20190331/13/quicknick/77/f7/j/o0560042014382053675.jpg?caw=800)
第三号隧道の吐口になる。
ちなみに地図でわかる通り、この水路橋で滋賀県・京都府境を越えている。なのでこの第三号隧道吐口は滋賀県大津市だが、
向かって左、こちらの
第四号隧道呑口は、京都府宇治市の所在となる。
この水路橋、デカすぎてサイドアングルでは全景が捉えられない。
ようやくの全景がコチラ。
![f9dce770.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20190331/13/quicknick/a7/11/j/o0560042014382053681.jpg?caw=800)
どーーん、と。デカイでしょ?
これは二枚上の第三号隧道吐口の上から。
左に写ってるのが県(府)道。いつもあそこから見えるこの水路橋が気になってたのであった。
こっから指をくわえて眺めているだけじゃ~ねえ。
モチのロンで、降りて接近いたしますよ。
・・・というわけで。
こんなところに降りて来れる。
念のため書いておくけど、
この記事の写真、立入禁止エリアは一切侵さずに撮っております。
ちなみに、宇治発電所の導水路なのに警告看板の署名が天ヶ瀬発電所長となっているのは、現在の宇治発電所は無人であり、天ヶ瀬発電所から遠隔で操業しているため。・・・たぶん(笑)。
ポータルと背後の擁壁の間にはスペースがあり、
このように水路の上を渡って反対側に行ける。
そこから望む、第四号隧道呑口。いや~、
水量が多くて迫力あるわ。
あんま伝わらんけど・・・。
このあと、もはや記憶があやふやなのだが、確か強制的に下に降ろされたように思う。
下っていうのは、
このキャットウォークっぽいわずかな余地。
なので、この至近から捉えた第四号隧道呑口は
プチ苦労して撮ったような気がする(笑)。
最後に、おまけ。
キャットウォークからふと見上げた立入禁止看板。
あんな高いとこで上下間違えとるし(笑)。
元よりあんなとこ、誰も見んやろ~。
以上、完結。