水呑隧道(廃) (和歌山県田辺市鮎川~下川下) 【1】 | 穴と橋とあれやらこれやら

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

2014年1月4日、おっさんの逃避行・紀伊半島彷徨2日目。地図上の穴表記をもれなくシバく!ってこと以外はノープランで海南市から動き出した初日の3日は、それがかえって仇となり、あんまり面白くない物件多数のまま終了して若干不完全燃焼ぎみ。
 
コレはいかん!そうそう気軽には来れない紀伊半島西部、ここは行きたい物件最優先で動かないと!
 
というわけで、御坊の天下一品でディナーをとってから明日に備えて移動、道の駅ふるさとセンター大塔にて野営。明日のメインターゲットは4か所。その道中でいろいろ面白いものもあるだろうし、楽しみだ!
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
…というこの書き出しは、以前記事にした深谷隧道のコピペ(笑)。そう、今回のネタは、上記「メインターゲット」の1か所目にあたる。直線距離ではこの深谷隧道と5km弱しか離れていない。朝イチから眠気をふっ飛ばすには十分なブツだった…。
 
 
 
てわけで、現在地はコチラ。
 
 
 
ここは和歌山県道219号下川上牟婁線の鮎川地内。心細く右へ登っていくのが旧道だ。
f53c8607.jpg
 
予想に反し、進入を抑止するものは一切なし。あら~?いいのか?入っちゃうよ?
 
ちなみに反対車線にいることは見逃してください(笑)。時刻は6:52AM。そんなに車通りゃしないさ。
 
 
 
 
 
 
で、進入したはいいけども、
3c761cc6.jpg
 
コレって廃道ですよね?実質。
 
ここも林業関係の事情で閉じられてないだけなんやろな~。
 
 
 
 
なぜなら、この先にあるのは…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
22b6645d.jpg
 
廃隧道キターー!!
 
旧道進入からゆっくり走ること5分、真冬の冷気の中ダークなオーラを放つ隧道が姿を現した。
 
 
 
 
 
 
 
 
逸る気持ちを抑え、長靴ON。
353b5f54.jpg
 
この隧道については、ある事前情報が頭にこびりついていた。状況は変わっているのか否か。いずれわかるだろう。
 
 
遠近法でノートさんがだいぶ手前にいるとはいえ、そうデカイ穴でないのはおわかりいただけるだろう。
 
 
それでは、参ろうか。
 
 
 
 
 
 
色んな意味で
 
 
 
 
 
 
 
ゴアイサツじゃねぇか、ええ?
f75922ad.jpg
 
3.1mの高さ制限に目が行かないくらいのお出迎え。そして…洞内も!?
 
 
そう、ここの事前情報として大いに気がかりだったのは、この「水没」というキーワード。まさかのウェーダー物件を目の当たりにして敗走を余儀なくされるというのか?
 
 
とりあえず手前のデカイ水たまりは、幸い長靴で余裕の水位。まずは接近して、
 
 
 
 
 
改めて正対。
5bc4aa86.jpg
 
うーむ、オーラあるぜ。かなり久々の暗闇廃隧道にテンション3割増し。昨日の2か所は入れなかったし~♪
 
 
 
それにしてもこの隧道…
 
 
 
 
 
 
なんでこんなに風化してんの!?
70eec8bb.jpg
 
この風合い、まるで古代遺跡なみ。コンクリブロック製のようだが、いったいいかなる条件下でこんな状態にまでなっちゃうのか?ちなみにこの隧道、竣功は大正3年のようだが、トンネルリストでは昭和8年となっている。この時に改修されたのか?
 
 
 
 
 
 
扁額もこんな状態で。
8f671b0d.jpg
 
嫁魔篇~。
 
 
 
 
 
 
 
 
そして見上げれば、ポータル一周のでかいクラックが(汗)。
4f88d64e.jpg
 
いつか扁額もろとも剥落してしまうのか~?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さてさて、それじゃあ、ね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
眼前に広がる、闇の世界。
f57944e1.jpg
 
今、その只中へと足を踏み入れる。
 
 
 
 
 
【2】へ続く。