2018年2月18日、近場をダホンちゃんで徘徊した際に嬉しい発見があったので、急きょ記事にいたします。
その跡地はたまに車で通るのだが、一度ゆっくりと見てみようと、ダホンちゃんで旧草津川の堤防上に来てみた次第。そしたら、上の写真のような光景が。
あっ!あれは!
こんなとこにアッター!草津川隧道の扁額!
シカーモ。
第二トンネルのもあわせて、
計三枚、全部揃ってたー!!
これは嬉しい発見だった。撤去した扁額とかどうなったんだろうと、ずっと気になってたのだが、こんなとこに保管されてたとは。
そう、保管。
こんな感じで、非常に簡易ではあるが、ちゃんと屋根も付けてもらってた。が、いかにも仮置き感がある。
背後に見えるのは、廃川となって久しい旧・草津川の川床。跡地はこれからまさに整備されるのだし、その暁にはこれらの扁額が然るべき形で展示保存されるのだろうか。だとしたら嬉しい。ヘタすりゃ破棄されたかも?と危惧していたくらいだから…。
手前に立ってるコチラ。汚れから判断して、
おそらく、かつての南側(大津方)扁額だろう。
在りし日の、南側扁額。
隧道へ進入する側のものなので、多く目にされてきた扁額だ。
対して、その後ろにあるコチラ。
こっちが北側(栗東方)扁額に違いない。
ほら、この
水の垂れた跡を見る限り、間違いないでしょう。
あんなにもアンタッチャブルだった扁額。
どこに失われたかと思っていたのに、
なんと直に触れられるシアワセ(笑)。
その気になればキッスもできるよ!(←バカ
扁額の上には
丸い開口部が。
現役の時の写真を見ればこんなのはない。きっと撤去の際に穴を開けたんだろうな。
自由自在に、
笠石なんかも触れるのよ~(笑)。
ちょうど、
このへんね!(爆)
もちろん、忘れずにコチラも。
草津中学校三年 松田明さんの揮毫による、第二トンネル扁額。
現役時のお姿。
そういえばこの揮毫した(当時の)生徒さん、お名前から男の子だと思ってたら、実は女の子だったというのを知って、驚いたのを思い出した。草津市の広報か何かで見たんだっけかなあ…。
堤防上から、かつて隧道のあった場所を望む。
ものの見事に「パッカ~ン」と開削されていて、言葉もない。
そして向こうに見えるは、なんとまだ撤去されずに残っていた草津川橋。もう撤去されちゃったものと信じ込んでいたので、これまた嬉しい驚き!もちろんこの後で見に行った。しかしこの残り方も、けっこう衝撃的やなあ…。
とはいえ、遅かれ早かれ撤去されてしまうのは間違いないだろう。この情景を見たい方は可及的速やかに。
最後に、草津川橋へ向かう時、国道1号からのショット。
まだまだ隧道撤去工事の余韻も生々しいが、
ほぼ同じところからの、現役時のショットもご覧あれ。
あまりの変わりように、絶句。
今後も草津シミンとして、観察を続けてまいります。草津川橋のことは、また別の機会で~。→記事にしました。
以上。