【前篇】より続く。
2010年10月10日の「秋の煉瓦祭り」。この日のネタで記事にしたのは小田橋、芹川ダム湖のトンネル。
初訪問から約1年8ヶ月ぶりに再訪した腰越山隧道。
詳細は控えるが(謎)、今回は
能登川方より。
再訪問による侮りか、引いた全体図を撮影しなかったが、実は初訪問時にも撮ってなかった(笑)。痛恨!
今回はもちろん、洞内をお目にかける。
入洞して振り返り。
よって、コレは能登川方を見ている。
馬蹄形アーチの側壁は切石積み、アーチ部は煉瓦のはずだが、残念ながらモルタル補修されてしまっている。このあたりが土木遺産評価的にはマイナスだわなあ…。
そんな、一見「ガッカリ洞内」だが、安心召されい。見所はあるのだ。
それがコチラ、
みんな大好き退避坑、しかも貫通!
この隧道は単線並列、つまり貫通先は現役の下り線だ~!
美しい欠円アーチ。路盤掘り下げが如実にわかる。坑の前には古レールが何本か散乱していた。
そしてもうひとつの退避坑、そっちはより強烈だ。
コレ見てどう思います?ホラー、ファンタジー好きなわたくしとしては…
太古の昔より地中奥深く封印されてきた「忌まわしきもの」が、なんらかの理由により解き放たれてしまった、その現場。ってとこか。
久々にラヴクラフト読みたくなってきた。
その近くに立っている看板こそが、
コレなのよ。
完全な失敗写真なんやけど、ヘンな迫力があるよね(笑)。
あの枕木とおぼしき角材や古レールは、やはり突風によりなぎ倒されたのだろうか?
そして、安土方へと抜ける。
【前篇】での写真と同アングルの、
腰越山隧道・安土方坑口。
ってことで、能登川方からアプローチするとこのように、線路を横切るような真似をせずともここに…来れた。
まぁ今でもやろうと思えばアレやけど、まあナニですから…モゴモゴ(笑)。
はい?この時はどうしたかって?
それは…ご想像にお任せします…うふふっ。(イイ女ふう)
ヘンな感じで、完結。