赤坂川橋梁 (鹿児島本線 弥生が丘~田代) | 穴と橋とあれやらこれやら

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初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

 
2017年7月16日。福岡出張中の休みに敢行した、酷暑の佐賀市街地自転車彷徨。その本番前の立ち寄り物件をご紹介。
 
 
降り立ったのは、
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鹿児島本線・弥生が丘駅。…知らんぞ、こんな駅(笑)。
 
調べてみたら、2001年3月開業と。そら知らんわ。我が現役乗り鉄時代には、鳥栖と基山の間には田代駅しかなかったからね。
 
 
 
んで、この駅から徒歩数分のところに、
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このようなよくわからない景が。
 
 
ここってマンションから丸見えでかなり不審なのだが…ちなみに服装は半袖シャツとスラックスに革靴(笑)。まあ、せっかく来たのでズンズンと。
 
 
 
すると…
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煉瓦製のアーチ橋が登場!
 
 
そう、JR鹿児島本線の煉瓦橋梁である。位置的には弥生が丘駅の鳥栖方すぐ、ってとこ。
 
 
 
季節が悪くてよく見えないが、接近してみると、
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三連アーチ!
 
マルチスパンの煉瓦橋梁って、どこにでも転がってるもんじゃない。こんな駅から至近の物件なんて、珍しいんじゃなかろうか。
 
ここは九州鉄道の手によって敷設され、1889(明治22)年に開業した区間。で、明らかに後年に拡幅した痕跡がある(煉瓦アーチが、手前と奥側で二分割されているのが鮮明にわかる)が、これは1921(大正10)年の複線化に際してのものに違いない。
 
 
ボケボケ写真で恐縮だが
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橋脚の上流側には、ちゃんと水切りが施工してあった。
 
 
 
 
一番北側(駅側)のスパンのみ、
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一応通路があって、くぐって抜けられる。
 
抜けた先は、さらによくわからんスペースで、とりあえず行き止まり。河川管理道なのかも。とりあえず、革靴にスラックスでいるとこじゃないわ(爆)。
 
 
 
抜けて、観察。
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上り線側と下り線側、どちらが後付けなのか不明だが、この下り線側、写真真ん中あたりの煉瓦がちょっと膨らんで押し出されているように見えるが、大丈夫か?ただの煉瓦のささくれがそう見えるだけならいいんだが。
 
まあ現役の重要幹線だから、完璧にメンテされてるはず。問題はないんだろう。
 
 
 
あー、
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日陰からたくねー(爆)。
 
 
もうこの時点でバテ気味だったこの日、佐賀市内で地獄を見るのは、この後のこと(笑)。
 
 
 
 
以上。