昨夜「次回予告篇」を投下した時点で、実はまだ迷っていた。「どっちの物件を紹介するか」について。
「どっちの物件」!?
はい、すなわち、こういうこと。
そして、この際全部紹介することに決めた(笑)。ここに写ってるのはふたつだが、画像右奥に方向にもう1件ある。今回ご紹介するのは、赤丸の物件でございます。
え?ガッカリ?(笑)
まあね、ここんとこ続いてる小ネタの流れを受け継いでいるが、個人的にコレはコレで面白かったので。2011年5月6日探訪。場所はコチラ。
まあ、もう見えちゃっているわけだけども、
パッと見特筆すべきこともない歩道橋。歩道橋下を左右に走る道路は国道367号線。左は保坂の三叉路、ここから国道303号線との重複区間に入る。ちなみにその先数kmにはコレがあったり。
国道をまたぐ歩道橋なんざ全国に無数にある。これのどこがおかしいというのか?
いや、おかしいやろ(爆)
あららら?明らかに保守の手が行きとどいてませんな高島市さん?
なんかねえ、感じますよ。
我々にはおなじみのあのニオイ。すなわち
癈の薫りを。
ダメだこりゃ!
コレはなんだ、つまりは「実質癈」ってヤツだ。そらそうだろう、歩道橋の先のとんがり屋根の建物は確か公民館的なものだったはずだが、この交通量がそれほど多いとは言えない国道を渡るのに、どの地元民がわざわざ階段を登って渡るかいな!
下から見ると、銘板発見。
「1968年11月 滋賀県建造」
そうか、国道に架かってるてことは、高島市じゃなくて県の管理になんのか?その辺勉強不足でわかりませんが。ちなみに2005年1月に合併で高島市になる前は、ここは今津町だった。
いずれにせよ、まったく需要のないこの歩道橋、世にも珍しい「現役国道に架かった癈歩道橋」になる日も近いかな~、とか思った。
そして2012年4月5日、近隣の第三の物件を訪ねた際にチェックしてみたらば、
名実ともに癈物件となったこの歩道橋、今でもあるんだろうか?
→その後撤去されました。
次回は黄色丸の物件を。
今回は前座。次回以降がメイン(笑)。