地域:大阪府摂津市 製造業
メーカー:HP製
型番:Pavilion Desktop PC e9380jp/CT
症状:ハードディスク中身が見えない
状態:重度物理障害
復旧作業期間:6日程度
価格:【定額】\99,800~(税込\109,780~)
※オプション料金別
[ご相談内容]
もともと事務所内で使用していましたが、古くなったので倉庫内でも作業ができるように移動させていました。
基本的に電源を入れたままで放置しているのですが、連休を控えていたこともあり一度電源を落として休ませて
あげることにしました。そして、休み明けに電源を入れると、うっすらと煙が出てきて電源が入らなくなりました。
ハードディスクに保存していたデータの復旧をお願いしたいです。
[対応内容]
まずはHDDに対して初期診断を行う前に、パソコン内に発生した発火場所の特定をしてみたのですが、HDDに接続する
電源コネクタに焼損痕を確認し、HDDにも焼損痕があったため、通電確認は行わず、基板交換と制御情報の調整を
行ってから専用機器での診断を行うために、重度物理障害での対応を行うことにしました。
[データ復旧にチャレンジです]
基板交換用のHDDを準備して交換を行い、データ復旧専用機器にて正常に稼働できるように制御情報の調整を行ってから
クローン作業を開始しました。幸いなことに、基板の損傷以外には交換などを含めた対応が必要なかったため、HDD全領域の
情報の取得に成功しました。
作成したクローンディスクのデータ領域内へアクセス確認を行ってみると、フォルダやファイルの存在を確認することができ、
デスクトップに30ファイルほどのエクセルデータを確認したため、エクセルデータのオープン確認を行ってみたところ、
選択したファイルすべて正常に開けることが確認できました。
[復旧作業の結果]
お客様にご来店をいただき、取得できたデータ確認を行っていただいたきました。
最重要データを中心にいくつかの動画データを直接開いて確認いただきましたが、すべて問題なく開けることを
確認いただけたため、復旧作業成功とさせていただき復旧データとしてお渡ししました。
[担当エンジニアより]
煙が出てきたということは、当たり前ですがパソコンの一部が燃えてしまっています。電気を使用する機器での火災は、
非常に危険で、通電中であれば、火花を発生させながら一気に燃え広がってしまうこともあります。今回の火災発生の
要因は、本体内に大量のホコリが付着していたことから、付着したホコリが通電部分の一部をショートさせて発火した
と思われます。
ホコリのある作業環境では、今回のような発火リスクが高くなるため、たまに完全に電源を落とし、サイドパネルを
取り外してエアダスタなどでほこりを吹き飛ばしてあげるようにしてあげるだけでもかなりのリスク低減につながります。
ホコリの多い場所で作業を行われるようなパソコンがありましたら一度お試し下さい。
発火してしまったデスクトップ用HDDからでも、フリーダイヤルよりご相談いただくことで大切なデータを
救い出せる可能性が十分に出てきます。
障害が発生したHDDでもクイックマンにおまかせ!経験豊富なエンジニアが
クイックマンはできる限りお客様のお役に立つべく、しっかりとしたデータ復旧の技術で
皆様からのご相談をお待ちしております。
情報機器のトラブルが発生した際には、フリーダイヤルまたはメールよりご相談ください。
●データ復旧クイックマン 心斎橋本店● 大阪市中央区南船場2丁目12-10 ダイゼンビル4F https://www.quickman-pc.com/
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