はじめに‥とても長いブログです
卒業論文?な勢いで紡いだので
そりゃ付き合いきれんわ、と
素通り全然
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間違ってもこんな深夜に読まん方が
身体のため
これで卒業するのかどうか‥![]()
いや、できるか?
…留年上等 
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これも私の備忘録
あの日聴いたあの歌の
♪
それは2020年2月22日
Bunkamura オーチャードホール
I can sing here ~今ここで歌える奇跡~
ここでその歌を初めて聴きました。
このコンサートのオリジナルか、歌詞の一部から秀樹さんを思う歌なのか‥いくつかの思いが胸に湧いたけれど、とにかくひどく惹きつけられました。
(正確にはYouTubeの初回レミゼドキュメントで歌唱40秒を既聴済みだったことは後々判明します。でもこのYTもあまり何度も見ることはできませんでした。私が避けてしまった五郎さんだったので)
オーチャードコンサートのあと、ファンの皆さまのコメントに『カフェ・ソングが聴けるなんて』『レ・ミゼラブルが聴けるなんて』
〜そんな声がいくつも出てきて‥
カフェ・ソング?
レ・ミゼ?
カフェ?☕️
そんな軽やかなタイトルと曲が一致しない思いをググり、この曲がレ・ミゼラブルの中の五郎さんの演じられたマリウスという青年の大事な曲だった事をここで知ります。
そして、何年も前に数度見ていたYouTubeの当時の熱唱の一部を再び聴きました。
溢れる感動と何とも言えない忸怩たる思い、二つの複雑な感情は私と同じように過ごしてこられた方なら分かっていただけるでしょうか。
奇しくもこの年の春、NHK 海外ドラマで「レ・ミゼラブル」が放送されました。
こちらはミュージカルではないので、ストーリーだけではありますが、30年余りの時を遡り物語をたどることができました。
同年9月の東大阪市文化創造館でのコンサートでは「カフェ・ソング」は歌われませんでした。
同 11月 5日 大阪フェスティバルホールの
〜今ここで歌える奇跡〜では‥
「もう歌うことのない歌」
そんな言葉を残されました。
(その言葉がそこにかかっていたと聞き取れました)
それは
I can sing here ~今ここで歌える奇跡~の最終公演であり、カフェ・ソングも最後なのかと受け止めました。
2021年5月30日 愛知県芸術劇場
フェスティバルホールから約7ヶ月
恒例の年新たのオーチャードホールコンサートは無く、コットンクラブライブも延期になったあとのはじめのコンサート
タイトルは愛知県では前年に続き2度目となる
I can sing here ~今ここで歌える奇跡~
年を跨いでプログラム継続でのコンサート再開
じゃあ‥
あの歌、もう一度聴けるの❔
「自分が離れたあと関係ないと思っていた」
その言葉に含む五郎さんの心とレ・ミゼとの距離感を、どこか胸を撫で下ろして聞いた私の感情は、当時の自分への言い訳のような慰み
再びコンサートができない月日を経ての
カフェ・ソング
彼を帰して
2曲
2021年 9月10日
Bunkamura オーチャードホール
これが最後と思いながら聴くのも3度目
これが本当の最後なのかな
心を澄まし聴き、見入る‥
延期や中止に見舞われながらも2年近く歌い続けられた「カフェ・ソング」
マリウスの中の若い日の自分に捧げるようにさらにその世界を深める「彼を帰して」
2曲めは愛知県のあと〜やはりのちの復習にて理解しました
そして紹介され登場されたファンティーヌ、
岩崎宏美さん
二人でコンサートもすると言う
あ、では‥
これで終わることもない❔
もちろん幸せが先立つものの‥
なぜかちょっと複雑
そういえば‥あの時と似てる?
今日でお別れの決心に向き合ったTOレンタルがなかなか消えなかった日々![]()
2人のコンサートではおそらくさらに追加されるだろうレ・ミゼラブルの曲
その候補の予備知識がないので…
ミュージカル映画とレ・ミゼラブル25周年コンサート2枚組DVDにて予習
♪
11月18日 NHK SONGS で “プレ・プレミアムコンサート”といえるステージを披露され、いよいよ愛知、大阪、東京でのプレミアムコンサートへ
大阪オリックス劇場へ行かせていただきました。
名前は変わったけれど、数十年の時を超えた懐かしさに包まれる会場
余談ですが、その後の展開を知る由もない友人が初野口五郎体験した2020年11月フェスティバルホール。その鑑賞直後、その友人が数々の感想を述べる中、岩崎宏美を絡めるステージ待望を語っていました。
一年後にこんなことになるなんて!
行く行かないは任せるとして、まるで予言者だよ!と、当人にお知らせしました。今回もコンサート時間だけ仕事を抜け出して参加されました![]()
野口五郎・岩崎宏美
2021プレミアムコンサート
〜Eternal Voices〜
第二部
オン・マイ・オウン
恵みの雨
カフェ・ソング
夢やぶれて
彼を帰して
2年前の海外ドラマで
私も物語中の役名は覚えました
でも、舞台を観ていないので五郎さんの思い入れの先は分からなかった
歌と場面の関係性も事前のDVD予習では事足りなくて
また復習にて知る
宏美さんにリクエストして歌ってもらった2曲はエポニーヌ
ドラマでも映画でもマリウスの心はコゼットに夢中でエポニーヌの切なさを理解してなくて、世の中いつもそう‥なんて思うだけ
だけど、マリウスでない五郎さんはエポニーヌの切なさを舞台に引き上げた
楽曲優先の選択なのか
役への思い入れか
よく分からないけど
舞台照明がその世界観を作り上げたこの短いレ・ミゼラブルに惹き込まれ
歌われる一角が空間に浮かび上がる錯覚に何度か襲われました
♪
この歌は何⁉︎
と思った2020年2月22日のオーチャード
ミュージカルを知るファンのその時の気持ち‥驚き?感動?
そこで歌った五郎さんの気持ち‥
いまになり想像してゾクゾクしますよ
これは私見ですが・・・
本来なら50周年の一年に各地を回るはずだったツアーで歌う、五郎さんの50年間の大切な一場面〜重要な想い出のかけらのひとつ〜だったのかな
でもコロナのせいか
そこで歌ったのが運命だったのか
五郎さんの想いは動き続けた
重なる中断の時を経て、最後が最後にならず、マリウスを見つめるジャン・バルジャンも出現し、さらには宏美さんとの番組での出会いで光のような欲と希望が生まれたのではないでしょうか。
2年近くのコロナとの戦いの思いと
かつて苦悩の中でやり遂げていた舞台
ふたつの時を越えて2021年の11月~12月、五郎さんの心は解き放たれたことでしょう。
宏美さんと言う新たな盟友の力も得て。
きっとあの時とは全く別のものだとは思いますが‥
こんな私にも レ・ミゼラブル を鑑賞、体験させていただき、ありがとうございました。
私の心もあの少女の大看板から少し解放されました。
♪
どこのインタビューでも「またジョイントコンサートを〜」の期待の声に屈託なく「ハイ!」と答える宏美さんと違い、口を噤みがちな五郎さんは、ひとつ昇華した想いがあったんじゃないかな
やりたい事がドンドン閃き、前しか見ない五郎さんの思考に『続編』はなかったんじゃないかな
それでも、毎度繰り返されるその投げかけに、先日放送された歌謡プレミアムでは、とうとう「前向きに」と答えた五郎さん。
本当はどうなんだろう。
私はね、もういいかな、と思ってる
「そりゃあなたは観たからいいよね」って思われそうだけれど![]()
それは、その次元のことではなくて…
五郎さんの流れと思い
どうかな、って。
間違ってたらごめんなさい。
続編があったとしても
それはもちろん、また新しい世界を作られるはずだから
ね。
私はといえば…
とにかく
次のソロコンサートが観たい!
聴きたい‼︎
いままた新たな感染流行の真っ只中ですが、今年こそ思う存分各地でソロコンサートが実現されることを心から願っています。
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