母のこと 病気 | ねことアートと彩ある暮らし

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猫を愛で 好きなものに囲まれて
今日を愉しむ絵描きのブログ

母のことをお話したいと思っていたのですが、

 

なかなか時間が取れずで。

 

に、入院の経緯を書いていますが、

 

本人は頭が痛いという苦痛はあったようだけど、

 

傍から見て、普通に歩いているし、話もする。

 

当然ご飯も食べれば、着替えもできる。

 

身体的にはなんの不自由もおかしいところもなかったので、

 

『入院』には、はぁ~?って感じだった。

 

入院してSCU(脳疾患専門のICU)に入っているにも関わらず、

 

電話はガンガンかかってくるし、『元気じゃんっ!』という印象。

 

ところが、ある時から雲行きが変わってきた。。

 

私に連絡したいけど眼鏡もないし、

 

見えないから看護師さんに電話をしてもらおうとスマホを渡したらしいが、

 

その後、そのままスマホのことは忘れてしまったようで。

 

すると、別の看護師さんのポケットに自分のスマホが入っているのを発見し、

 

そこから始まった被害妄想。

 

『私のスマホに入っている知り合いの電話番号から、商品の送りつけ詐欺を働くつもりだ』

 

『悪者に命を狙われている』と。

 

電話で聞いても『盗聴されているから話せない』という。

 

リハビリの最中、リハビリの先生が母にいろんな話をし、世間話をしても、

 

『個人情報を聞き出している。詐欺を働くグループの一味だ』と思って、

 

あまり話さないようにしていたようで💦

 

これは未だに変わらずです。

 

そんな母でも病気(脳動脈瘤)の治療がすんだので、退院はできたものの、

 

決してまともな状態での退院ではないので、対応に苦慮すること多々。

 

なにがまともじゃないかというと、

 

①迷子になってしまう

 

②日にちと時間の感覚が分からない

 

③覚えられない

 

④忘れてしまう

 

⑤集中力がない

 

例えば、

 

①一人での外出は病院から禁止令が出ている

 

家の敷地から出た時点で、もう行き先が分からない。

 

②一日に何度も『今日は何日?』と聞かれ、

 

日にちと時間がごっちゃになり、カレンダーを見ても、

 

3月10日がなぜか3時10分になってしまったり、

 

翌日の予定を今日と覚えていたり

 

そして最大の難点が、昼寝をしようが夜寝ようが、目が覚めた時が『朝』という認識

 

なので、昼寝をして夕方起きると、『まだ朝ご飯を食べていない』という言葉が出るし、

 

薬の飲み間違いが起きる

 

③そもそもがおぼえられないから、

 

雨戸の閉め方(窓により雨戸の閉める時間が違うので)やタオルの畳み方、

 

どこにしまうかを何度も聞かれる

 

④すぐに忘れるから、さっき閉めた雨戸を閉めたか確認に何度も行き、

 

当然『今日は何日?』『聞いてない』『知らない』という言葉は山ほど聞く

 

⑤やりかけの物(脱いだもの、見た物など)があちこちに山積みで、

 

母の周りは散乱している

 

そんな母なので、にゃんのことも大変。

 

ご飯を頼んでも、寝てしまって忘れた、というのはままあることで💦

 

結局母の面倒を見、母にお願いできないのでにゃんのことは今まで通りやり、

 

母にかかる時間が増えたので、自宅にいる時間が減り、チャッピのお留守番は増えた。

 

というのが現状です。

 

で、なんでそんなことが起きるのか、ですが、

 

脳動脈瘤が原因で出血を起こしたため、

 

その出血により、細胞が死んでしまった部分がある。

 

その部分については永遠に回復はないそうで、


多分そこが記憶だったり、日にちや地図だったりするのではないかと思う。

 

じゃあ、なぜ動脈瘤ができたのか?

 

母の動脈瘤は細い血管にできているとてもレアなケース。

 

普通はできないが、こういうところにできるのは、

 

何らかの感染症が原因で、


その毒が脳に飛んでできたものと考えられるという。

 

感染症?

 

そういえば、母は若かりし頃、親知らずを抜いた時、アナフィラキシーのような状態になり、

 

それ以来、その話をするとどこの歯医者でも治療を断られ、

 

虫歯も放置して約半世紀。

 

それが数年前から膿が出るようになり、

 

毎食前に絞り出すという作業をしていた。(←勝手にね)

 

もしやこれか?

 

と脳外科の主治医の話してみると、

 

『虫歯の菌が飛んだという可能性はあります』と。

 

で、麻酔のアレルギー検査で陰性がでたので、

 

退院後すぐ私が通ってた歯医者に。


(主治医からも早急の虫歯治療を勧められてました)

 

先日晴れて抜歯が済んだのですが、これがまた大変で、、


母は頭がアレだから、治療室(抜歯なので一応手術室)に同席させてもらい、


よーく見せてもらいましたよ。


あまりに歯が酷すぎて(そもそも歯も支える骨も腐ってた)…


歳をとると歯茎の骨と歯かと間が狭まっていき、


くっついてしまうそうで。


母はまさにソレで滝汗


切開してもいいですか?と先生


『もうすでに歯医者が怖すぎて(震えてコップが持ててなくて)、心がヤバいので、なんとか切開は勘弁してください』


と、私がお願いし、、、、、


先生頑張ってくれて、無事切開せずにできました!


が、歯医者って治療に日数がかかるでしょ?


これさ、毎回私付き合うのよーチーン


そして、計算も出来ないに近いので、


金銭的なものも引き継ぎ(家計簿がー、メチャクチャなんですけどー)、


車の運転も無理でチーン


四半世紀ぶりに私が運転?か?


でもね、卒験後数回運転しただけでのペーパーだからね(笑)


練習しないとだ、時間ないのに滝汗


そんな相変わらずピンチなayuちゃんでっす。


時々、


自分ができない事分からない事、


そして間違いを指摘される事にかんしゃくを起こし、


私の堪忍袋もズタズタです。


主治医曰く、


大体入院期間の倍の日数が経つと正常に戻るらしい。


ということは、3週間入院の母は6週間。


4月の中頃に、ということだ。


逆にいうと、


ここで出来ないことの改善は不可能なわけで。


ある意味で『宣告』というのかもしれない。


頼れる家族、


弟は別居だし、遠いし、


父はアレでしょ?


先日も母のことで何時に帰れるか分からないと話して家をでた。


夜11時頃帰ったら、


家中の電気を全部消して寝てたわチーン


いつ帰ってくるか分からない人のために電気をつけておくはのは、


電気代がもったいないってことらしい。


暗い家に帰るという一人暮らし体験?になりましたよ。


ちなみに、今日は8時頃帰ったら、真っ暗でしたー


まぁ、門灯が消されてなかっただけありがたいと思わなくちゃなのか?


動脈瘤は虫歯放置の可能性大だけど、


そんな状況でしょっちゅう母と言い争い(非常識な父を叱る母)、


そして暴言恫喝を平気で発する父。


出血の原因はそこであろうと思っているの私。


……


以前、当たらない占い師に占ってもらったことがある。


本人は『私の占いはよく当たるのよ』といってたけど。


確かに、悪い事だけはよく当たってた。


それによると、


今年は家族のこと、ストレス、病気に注意⚠️って。


病気ね、、


私が、だよね。


にゃんは食事量が激減してるし、


私が病気になんてなってる場合じゃないけど。


でもあまりに多忙すぎて、


毎日ゲーリーで、胃痛がもりもり。


がんばれ私の身体!


にゃんとチャッピと穏やかな幸せ生活。


そんなささやかな私の夢。


叶えてくれないのかな。。。

  

 

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