私は、携帯を変えた時に、契約のなかに、Amazonプライムと、ディズニープラスが、サービスでついておりました。


それが、今月で終了するので、途中まで見ていた「将軍」を最後まで見てしまおうと思い、ここ数日で一気に見終わりました。


ジェームズ・クラベルの元々の小説が、典型的な海外の作家が書いた日本に関する歴史ものなのでしょうが、まあ無茶苦茶です。サムライ、ゲイシャ、ハラキリの世界です。


三浦按針は実在の人物の通りの役名なのですが、他の登場人物は、モデルはわかりものの、架空のものになっております。なので、やりたい放題なのですが、プロデューサーであり、主演の真田広之は、それを日本人が見ても、極力違和感のないように尽力したのだと思われます。


だから、ストーリーはともかく、所作、セットなどは、かなりきちんとしております。お金のかけ方も相当なものです。殺陣など、真田広之自ら指導したのではないかと思えるほどの迫力です。


このドラマが、アメリカで大ヒットしたのも、よくわかります。これが、歴史に忠実な日本の時代物ならば、ここまでヒットしなかったと思います。やはり根っこは、アメリカから見た、エキゾチックな日本なのです。


女性が切腹しようとしたり、娼館に大名が訪ねていったり、日本人の親子が、突然流暢な英語で会話を始めたり、あり得ないことが描かれますが、真田広之は当然わかっているでしょう。しかし、そういう描写が、あちらでは受けるとわかっているのだと思います。


退屈はしませんが、そのあたりを割り切って見ないと、阿呆らしくなります。


※「ばけばけ」でヘブン先生を演じている、トミーバストウが、宣教師役で出ておりますが、最初は気付きませんでした。それくらい、見た目が違います。



この間の、「あさイチ」で、自分のベストの映画を特集しておりました。


そのなかで、MCの三人や、ゲストの滝藤賢一、美村里江が、生涯のベストスリーを披露しておりましたが、これは本当に難しい。


私も、今まで、映画のベストを書きましたが、それは30本とか、そういうレベルだから選べるのであって、ベストスリーどころか、ベストテンでも大変です。


例えば、今この瞬間に選ぶなら、私は、「スティング」、「天国と地獄」、「青春の蹉跌」を選びますが、別の時期なら、「七人の侍」や「第三の男」、「転校生」、「仁義なき戦い」などと入れ替わるかもしれません。


だって、数えたことはありませんが、私が見た映画の数は、1000本では到底ききません。恐らく3000くらいはいっていると思います。そりゃ、3本など絞れるわけがないのです。


「あさイチ」のなかでは、博多華丸が、「男はつらいよ」の、17番目という言い方をしておりましたが、これはさすがだと思いました。


「寅次郎、夕焼け小焼け」です。これは傑作です。


この映画において、寅さんはふられておりません。ちなみに、マドンナは太地喜和子です。


宇野重吉と寺尾聰の親子共演に、水戸黄門を演じる前の、佐野浅夫の悪役ぶり、さらには桜井センリの爆笑宴会芸など、盛りだくさんで、私も大好きです。


こういう映画を挙げる人を、私は信用いたします。


※浅丘ルリ子のリリーもそうでしたが、寅さんは、自分と近い境遇のヒロインの時のほうが、輝きを増します。太地喜和子扮するぼたんも芸者でした。


佐野浅夫は、「県警対組織暴力」でも、マル暴の刑事でありながら、その暴力団の顧問として再就職するという、実にらしいキャラクターを、楽しそうに演じておりました。

私の地方では、「デート」が再放送されておりましたが、つくづくこのブログを、書いていて良かったと思いました。


ラス前の第九回において、長谷川博己扮する巧と、国仲涼子扮するカオリがつきあい始めます。初回のデートは、巧の部屋で映画を見るのですが、そのシーンはばっさり切られておりました。


再放送において、ところどころをカットして、コマーシャルを増やしていることは、以前も書きましたが、話が繋がらないのは、さすがにまずいので、サイドストーリーがカットされます。


この初デートで、巧はカオリにアンドレイタルコフスキーの、「サクリファイス」を見せ、つげ義春のマンガを読ませようとします。このシーンで、私は大爆笑したことを、このブログに書きましたが、これが全てないのです。


ドラマの再放送バージョンは、誰がカットしているかは知りません。ただ、恐らく、タルコフスキーもつげ義春も、知らんのでしょう。だから、巧のオタクぶりが、これほどわかりやすく描かれたシーンを、本筋には関係ないと、ばっさり切る。


名作ドラマの再放送はありがたい。ありがたいのですが、さすがにこれはない。


ドラマの核心が、わかっておりません。