昨日の、「ニューミュージック創世紀」、ご覧になりました?いやいや、久しぶりに、まともな音楽番組でした。


ニューミュージックが産まれた頃の、日本のミュージックシーンを振り返る番組ですが、松下由樹のナレーションのみで、おかしなゲストはなし、ゲストがいないから雛壇もなし。雛壇がないから、ワイプで阿呆なコメントもなし。当時の関係者のインタビューと、曲のVTRだけで構成されておりました。


ただし、そのVTRが、希少なんてレベルではありません。日本の音楽を変えたひとりである、加藤和彦には、かなりの時間を割いておりましたが、名曲、「あの素晴らしい愛をもう一度」は、坂崎幸之助が、いかにこの曲のギターのイントロが難しいかを語り、曲はほんのさわりだけでした。


ありゃ?と、思っておりましたら、とんでもないレアな映像が用意されておりました。なんと!加藤和彦に北山修、そして坂崎幸之助の三人が唄うシーンを、フルコーラスで放送したのです。


他にも、なぜ、チューリップの名曲、「心の旅」は、メインボーカルが財津和夫ではなかったのかや、いつ、ニューミュージックという言葉が使われたかも、明らかになりました。「あの日に帰りたい」で、バックコーラスをつとめる山本潤子の映像もありました。とにかくお宝映像だらけです。


高中正義が、酒ばかり飲んでいて、まともに仕事をしないので、一度サディスティックミカバンドをクビになったのですが、海外に出ようとして、名プロデューサー、クリス・トーマスを迎えたところ、高中正義の復帰が条件と言われたなど、話のひとつひとつが面白い。


これ、続きもやって頂けませんかねえ?





本日18時から、またしてもBS―NHKですが、興味深い音楽番組が放送されます。


「ニューミュージック、真実のライナーノーツ」。


かつて、ニューミュージックと呼ばれた時代がありました。今で言うJPOPです。


歌謡曲ともフォークソングとも違う、新しい日本の音楽のムーブメントで、荒井由実、チューリップ、オフコースあたりからでしょうか。それがサザンオールスターズやゴダイゴなどに繋がっていったと記憶しております。


ただ、かなりジャンルとしては大雑把なもので、フォークソングに近いものからロックまで、演歌、歌謡曲とは違うものという程度のくくりでした。


今日の番組では、財津和夫、松本隆、高中正義、坂崎幸之助など、当事者たちのインタビューも数多く放送されるそうです。


コマーシャルなしで一時間半ということは、民放ならば2時間のボリュームです。私など、もろにその時代を通り抜けてきておりますので、実に楽しみです。


※本人たちは、ニューミュージックなどと思っていないのかも知れませんが、オフコース、浜田省吾、中島みゆき、甲斐バンド、山下達郎、渡辺美里など、テレビに出ることを拒否していた方が、数多くおりました。


「ザ、ベストテン」などの全盛期ですので、音楽番組はかなりありましたが、当時出ていなかった方のほうが、今も活躍しているようなかんじがいたします。


そのなかで、当時しっかりテレビに出て、今も第一線で活躍しているのが、サザンオールスターズです。これは極めて稀有なことです。

「魯山人のかまど」が終わり、次が「コンビニ兄弟」ですから、NHKも振れ幅が大きい。


フェロモン溢れる、コンビニの店長が中島健人で、まさに適役です。他の役者ならば、小っ恥ずかしくなるような台詞も、彼なら難なくこなしておりました。こんな役を演じられるのは、かつての細川俊之くらいでしょう。


ただ、ずっと疑問でした。タイトルが「コンビニ兄弟」なのに、その店長の兄弟らしきキャスティングが見当たらなかったからです。

 

さすがにびっくりいたしました。その手がありましたか。


それにしても、です。柄本明、中原丈雄、萬田久子、大島蓉子、松金よね子、それに舘ひろし!


よくもまあ、ここまで大ベテランを揃えたものです。それでいて、鈴木福、松本怜生、齋藤潤など、いいところを揃えております。そして、彼らをつなぐのが田中麗奈です。


初回のタイトルは、「涙のキムカツマヨ丼」でした。どんな丼かと思いましたが、なかなかインパクトがありました。