昨年、一度書きましたが、今度は違う例え話です。


仕事をしていれば、どこにでも厄介な取引先が存在します。態度は横柄、慇懃無礼、出来ればこんなところとはつきあいたくありません。


しかし、悲しいことに、そこにはどうしても自社にとって必要なものを扱っており、その代わりはなかなかありません。


そういう場合は、どうします?


腹のなかは煮えくり返っていたとしても、大概の無理は聞くでしょう。なぜなら、自社にとって死活問題だからです。


そんなふうに、腫れ物に触るようにしていた取引先に、後を継いだばかりの女社長が、言わなくても良いことを言い、わざわざ波風を立てたらどうなります?


そりゃ、担当社員はたまったものではありません。ただでさえ、めんどくさい取引先は、完全にへそを曲げ、あんたのところには、うちの商品を卸さないと通告してまいりました。


自分の会社には、子会社も多数あり、その必要なものが調達できなければ、倒産するかもしれません。それでも、社長は何もしない。むしろ逃げ回っております。


けれど、悲しいかな外面だけはよく、相変わらず勇ましいことばかり言っているので、熱狂的なファンがおります。取引先にいじめられていると、同情するファンまで出てまいりました。


社内で人望、あると思います?私が部下なら、やってられません。





「ラムネモンキー」が、どんどん面白くなっております。古沢良太の本領発揮といった感じです。


今回は、津田健次郎扮する、キンポーの回でした。彼がなぜ、家業の床屋を継いだのかが描かれました。


高橋惠子が母親なのですが、今では認知症になり、ヘルパー頼りの生活になっておりました。元々、とても綺麗な方なのですが、その老けっぷりはなかなかでした。今の女優は、なかなかこれが出来ません。


学生時代、彼らは他の学校の、当時流行っていた、「ビー・バップ・ハイスクール」もどきの連中に目をつけられ、虐めにあっておりました。


木竜麻生扮するマチルダが、そのことを知って彼らのところに怒鳴り込んだことあり、彼女の失踪の手掛かりを知っているのではないかと思い、虐め連中の中心だった佃という生徒のその後を調べ始めました。


彼はすっかり改心し、介護施設を経営しており、かつてよことを彼らに謝罪して、キンポーの母親の面倒をみたいとまで、申し出てくれました。


しかし、キンポーは、その申し出を断ります。


そういえば、「しあわせは食べて寝て待て」でも、こんなシーンがありました。さとこを退社に追い込んだ後輩が、さとこの同僚に、謝罪したいと伝言を託されたことを知った時のことです。


これね、虐められた経験のある方なら、わかると思います。勝手に改心し、勝手に更生し、謝られたところで、昔あんたらがつけた傷や、痛みは、消えないのですよ。


勝手に、気持ちよくなっているんじゃねえよ、ということです。想い出になんて、されてはたまらないのです。


このドラマのつくりは、かつての古沢さんの「ゴンゾウ」のようです。あちらは殺人事件でしたが、内野聖陽扮するゴンゾウたちが、捜査を続けるうちに、殺害されたピアニストが、どんな女性だったかが、次第に明らかになっていきました。今回は、マチルダです。


来週は、生瀬勝久が登場します。オリンピックの中断もありません。またまた楽しみです。





今期のドラマも、中盤に差し掛かってまいりましたが、来週から、いたるところで中断いたします。


ひとつは、急遽決まった総選挙のせいで、大河ドラマや「リブート」などの、日曜日のドラマが吹っ飛びました。


ところが、特にNHKですが、オリンピックの中継が始まるのです。こちらは、BSもあり、かなりの種目を放送するため、軒並み二週間は放送がありません。


「テミスの不確かな法廷」など、実に面白くなってきているのですが、ここでの中断は痛い。


最近のオリンピックは、私などにはよく分からない競技が増えており、これが本当にスポーツなのかと

思いますが、そういう新しい競技に限って、日本は結構強いのです。


これからしばらく、ネタに困りそうです。