「ラムネモンキー」が、どんどん面白くなっております。古沢良太の本領発揮といった感じです。


今回は、津田健次郎扮する、キンポーの回でした。彼がなぜ、家業の床屋を継いだのかが描かれました。


高橋惠子が母親なのですが、今では認知症になり、ヘルパー頼りの生活になっておりました。元々、とても綺麗な方なのですが、その老けっぷりはなかなかでした。今の女優は、なかなかこれが出来ません。


学生時代、彼らは他の学校の、当時流行っていた、「ビー・バップ・ハイスクール」もどきの連中に目をつけられ、虐めにあっておりました。


木竜麻生扮するマチルダが、そのことを知って彼らのところに怒鳴り込んだことあり、彼女の失踪の手掛かりを知っているのではないかと思い、虐め連中の中心だった佃という生徒のその後を調べ始めました。


彼はすっかり改心し、介護施設を経営しており、かつてよことを彼らに謝罪して、キンポーの母親の面倒をみたいとまで、申し出てくれました。


しかし、キンポーは、その申し出を断ります。


そういえば、「しあわせは食べて寝て待て」でも、こんなシーンがありました。さとこを退社に追い込んだ後輩が、さとこの同僚に、謝罪したいと伝言を託されたことを知った時のことです。


これね、虐められた経験のある方なら、わかると思います。勝手に改心し、勝手に更生し、謝られたところで、昔あんたらがつけた傷や、痛みは、消えないのですよ。


勝手に、気持ちよくなっているんじゃねえよ、ということです。想い出になんて、されてはたまらないのです。


このドラマのつくりは、かつての古沢さんの「ゴンゾウ」のようです。あちらは殺人事件でしたが、内野聖陽扮するゴンゾウたちが、捜査を続けるうちに、殺害されたピアニストが、どんな女性だったかが、次第に明らかになっていきました。今回は、マチルダです。


来週は、生瀬勝久が登場します。オリンピックの中断もありません。またまた楽しみです。