いま、何かと話題になってしまった、趣里が主演の、「大空港」が始まりました。初回視聴率は二桁超えだそうで、それは目出度い。


様々な省庁の利権が絡み合っている空港に新設された、第24ゲートが舞台で、離れ島みたいな場所なのですが、趣里のほかにも、眞栄田郷敦、板垣李光人、秋元才加、奥貫薫、田辺誠一、吹越満、柳葉敏郎、松雪泰子と、実にバラエティに富んだ面子が揃いました。


初回は、怪しい外国人カップルが登場しましたが、いやいや私も見事に騙されました。もっとも、改めて見直すと、男性のほうの行動は、ドラマとしては反則すれすれではありましたが。


しかし、テレ朝の刑事といえば、吹越満であります。先日、他局手警視総監を演じておりましたが、やはり彼には現場が似合います。


脚本は、TBSの日曜劇場で知られる、丑尾健太郎です。これ、意外と見られるかもしれません。



昨日は、山田五郎さんが亡くなったことについて、二度書きましたが、様々な方々から、五郎さんの死を悼む声が聞こえてまいりました。


五郎さんの知識は、私ごときがどうこう言うようなレベルではないことは、今更言うまでもないのですが、美術、建築物などの、芸術に関することだけではなく、正直どうでも良いことにも、やたらと詳しいのです。


ホットドッグプレスの編集長だっただけあって、ファッションの流行や、今でいうグルメにも精通しており、音楽もそうでした。


私など、本当にどうでも良いことほど詳しいです。特に、日本のテレビドラマに関しては、そこらへんのネットで、蘊蓄を語っている連中よりは、私は詳しいと自負しております。


例えば、大河ドラマのキャスティングについて、書かれているサイトも見ましたが、あれなら私のほうが正確です。なぜかといえば、私はリアルタイムで半世紀近く見ており、その当時書き留めておいたものを、全てパソコンに保存してあるからです。


好きな映画やドラマについてもそうです。キャスティングは同じように記録してありますが、映画の内容や、細かいことに関しては、このブログが大いに役に立っております。


当時、何を感じたかは、ブログを読み返せば確認出来るのです。これは大きい。書き始めた頃は、そんなことは全く思わなかったし、何よりこんなに続けるとは、夢にも思いませんでした。


それに加えて、皆さんからのコメントも、たくさん頂戴するようになりました。今では、このブログは、私の財産ですらあると感じております。


これからも、試験に出るわけでもない、お金になるわけでもない、どうでも良いことに拘ってまいります。


今朝、山田五郎さんが亡くなったことについて、ブログを書きましたが、コメント、メッセージが、続々と集まっております。


皆さんそれぞれに、それぞれの山田五郎がいたことを、改めて痛感いたしました。共通していたのは、五郎さんの、とんでもない博識と、そのことを鼻にかけない話し方でした。


以前、「アド街」について、伊集院光さんが、こんなことを仰っておりました。


たまにね、アド街のゲストで、準備をしていない奴がいるんだよ。そういう奴は、すぐにわかるのよ。何にもないから。そうすると、恥をかくのよ。


そうなのです。つけ焼き刃の知識では、あの番組はどうにもならないのです。なぜなら、ハウフルスのつくりもそうですが、そこには、山田五郎がいるからなのです。


私は、五郎さんの出身地を知りませんでしたが、見当はついておりました。先程、ウイキペディアで確認しましたが、予想通り江戸っ子でした。


そうでなければ、いくら雑誌の編集をしていたからといって、あそこまで東京に詳しくはありません。特に私の知っている以前の東京に関する知識は、尋常ではありませんでした。


そして、江戸っ子独特の照れと粋が、五郎さんにはありました。ひけらかすことはないのですが、おかしなことを言う輩がいると、突然本身を抜いて論破するのです。知ったふうなことを、言うんじゃねえよ、と。


先程、ある方が、浦沢直樹さんの呟きを紹介しておりました。五郎さんは浦沢さんとも昵懇だったようで、浦沢さんの自宅に遊びにきて、テレキャスターをいじっている時の五郎さんを、描いておりました。


これが、まさに五郎さんなのですが、ちゃんと浦沢直樹の絵になっているのです。浦沢さんも、本物のプロフェッショナルですから。


ぜひ、その絵をご覧ください。私は、それを見て、涙が溢れてまいりました。