「しあわせな結婚」が終わりました。


前回、阿部サダヲ扮する幸太郎と、松たか子扮するネルラは離婚しました。なので、ドラマのカギは、タイトルです。「しあわせな結婚」とは、その通りの意味なのか、逆説的に使われているのか、ということです。


裁判が進み、岡部たかし扮する考は執行猶予がつき、板垣李光人扮するレオは、罪には問われませんでした。しかし、どこぞの阿呆がネットに彼らを晒し、鈴木一家はめちゃくちゃになりました。


そんな時、ネルラが失踪します。彼女のパソコンを幸太郎たちが調べたところ、幸太郎へ向けてのメールの下書きが出てまいりました。彼は、杉野遥亮扮する警視庁の黒川のところにパソコンを持ち込み、SSBCで調べてくれと懇願します。


SSBC?


大森南朋や相葉雅紀が出ていた、テレ朝のドラマの組織ではないですか。こういう遊び心は、さすが大石静です。SSBCは、削除されていた下書きの復元に成功し、ネルラのある秘密にたどり着きます。そしてそれこそが、ネルラの居所を解き明かす手掛かりでした。


はったりの効いた、いわゆる驚愕の結末などではありませんが、実に良く出来ておりました。ネルラの秘密も、私が想像できるような内容ではなく、まさにプロの仕事です。これ、完全オリジナルですからね。


鈴木家と幸太郎のその後も描かれました。幸太郎は、やはり親戚付き合いなどには向いておりませんが、なんとかうまくやっております。


色々な意味での、しあわせな結婚でした。





この間の、プロの脚本家105人が選んだという触れ込みの、TBSドラマ最終回ベスト30ですが、1位は「高校教師」でした。そうです。野島伸司です。 


私は、このドラマは、リアルタイムで見ておりました。途中までは結構面白かったのです。特に、真田広之扮する羽村が、恩師である教授にはめられて、高校に追いやられたところなど、なかなかだと思いました。


ちなみに、ウィキペディアで調べたところ、この教授役は、小坂一也になっておりましたが、私はなぜかずっと下條正巳さんだと記憶しておりました。人の良さそうなキャラが多い下條さんなので、余計に驚いたと思っていたのですが、人間の記憶など、本当にあてにならないものです。


ただ終盤で、桜井幸子扮する繭と、峰岸徹扮する父親との異常な関係を、羽村が知ることになり、空港て羽村が父親を刺すのですが、そこで私は、「はあ?」となりました。ナンシー関さんがコラムに書いていたのもまさにそこで、関さんは、「刺すかあ?」と驚いておりました。なぜなら、あまりに突拍子がなさすぎるのです。


その後、羽村と繭は2人で逃げて、電車のなかで、例のシーンになります。これを見て、傑作だと感じ、脚本家を目指し、プロになった方がたくさんいるから、1位に選ばれたのでしょう。


しかし、あのドラマを1位に選んだ方々が書いたドラマなら、私に合うとは、とても思えないのです。


これが例えば、坂元裕二作品のファンを公言したいる、生方美久のドラマなら、私が見ても良いと感じるところは結構あります。同じように、山田太一さんに憧れた岡田惠和のドラマもそうです。全てがオマージュというわけではありませんが、通じるものはあります。 


「未成年」もランクインしておりましたが、あのあたりや「人間・失格」、「聖者の行進」あたりだと、もう私には見られたものではありませんでした。どんどんグロい描写が増え、ドラマとはいえ、そこまでしなくてもと思ったものです。


これから出てくる脚本家の方々が、このあたりの作品に感銘を受けていたのなら、私が見るドラマは、ますます減るでしょう。できることなら、倉本聰や山田太一、向田邦子に心酔したような方々が出てくることを、強く望みますが、さすがに年齢的に厳しいでしょう。


※それでも、ネットフリックスで、「阿修羅のごとく」を初めて見て、衝撃を受けた方がたくさんいたのですから、ドラマにもよりますが、いまの人達にも通じるものはあると思います。


けれど、向田邦子さんは、TBSでもたくさんの名作を残しておりますが、ひとつも入っておりませんでした。


「冬の運動会」など傑作でしたけどねえ。見てないでしょうねえ。

とんでもねえ女です。


伊東市長は、議会の不信任決議を受けて、辞職の道を選ばず、市議会を解散いたしました。


あのね、政策上の対立ならわかります。けれどこれ、テメエの不始末ですよ。市議会の方々に落ち度など何もありません。誰が見ても、市長の辞職が当たり前です。


それが議会解散とは恐れ入った。選挙したところで、どう考えても、市議会の面子がそう変わるとは思えません。と、なると、市議会の選挙のあと、市長は再び不信任決議が出される。そうなると市長は失職です。


そう、無駄以外何物でもありません。では、何が違うか?お金です。任期が長引けば長引くほど、市長に給料はで続けます。選挙で税金がかかるなど、知ったことではない。うまく引き延ばせば、ボーナスだって出ます。


どうせ次はないのですから、もらえるだけもらっておこうと考えているとしか思えないのです。そう、醜態にしか見えません。


どこぞの知事もそうですが、若いだの、クリーンだので選ぶと、とんでもないことなるという、これは典型です。特に、改革を進めるなんて、やたらと口に出す輩は、大概ダメです。


改革なんて、一年や二年で、簡単に出来るわけがないでしょうが。そういう連中は、他人の手柄も全て自分の手柄です。